ジャカルタ 離島行きの船で火災 23人死亡

ジャカルタ 離島行きの船で火災 23人死亡
k10010826771_201701012258_201701012258.mp4
インドネシアの首都ジャカルタから観光地の離島に向かっていた船で火災が起き、インドネシア人23人が死亡し、警察は漏電によって燃料に火がついた可能性があるとして原因を調べています。
インドネシアの救難当局によりますと、1日午前、ジャカルタから北西におよそ50キロ離れた観光地のティドゥン島に向かっていた船で火災が起きました。

この火災で、インドネシア人23人が死亡し、32人がけがをして病院に運ばれたということです。当時、船には観光客など240人余りが乗っていたということです。

ジャカルタの日本大使館によりますと、船に日本人は乗っていなかったということです。

地元メディアによりますと、船はジャカルタの港を出てまもなく、機関室から火が出たということで、警察は漏電によって燃料に火がついた可能性があるとして船をジャカルタにえい航し原因を調べています。

1万3000余りの島からなるインドネシアでは船は重要な交通手段ですが、安全管理のずさんさから事故が後を絶たず、去年9月にも、バリ島の近くで観光客を乗せた船のエンジン部分が爆発し、乗客2人が死亡しています。