川崎市の誤送信 配信委託先の日本気象協会も原因調査

川崎市の誤送信 配信委託先の日本気象協会も原因調査
k10010826531_201701011802_201701011803.mp4
川崎市で1日朝早く、実際には発表されていない土砂災害警戒情報の発表や解除を知らせるメールが、市の全域で誤って送信されるミスがありました。市によりますと、このメールは日本気象協会に配信を委託しているということで、川崎市と日本気象協会が原因を調べています。
1日午前4時24分に川崎市で、実際には発表されていない土砂災害警戒情報が発表されたことを知らせるメールが誤って送信され、その後解除を知らせるメールが2回送信されました。

川崎市によりますと、誤ったメールが送信されたのは市内全域の住民の携帯電話などで、市にはメールを受信した市民からの問い合わせや苦情が相次いで寄せられているということで、川崎市はホームページ上で謝罪しました。

川崎市によりますと、このシステムでは、気象庁から送られてくる土砂災害警戒情報を日本気象協会が受けて、そのまま川崎市にいる人の携帯電話などに送信されるということです。

今回は気象庁から日本気象協会に情報は送られていなかったということで、川崎市と日本気象協会が原因を詳しく調べています。