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 インドネシアの首都ジャカルタの沖で1日、観光客ら約240人を乗せた船が炎上し、23人が死亡、17人が負傷した。さらに17人が行方不明になっており、救難当局が捜索している。

 同国の救難当局によると、船はジャカルタから北西へ約50キロのティドゥン島へ向けて出航した直後、エンジン付近で爆発が起き、出火した。乗客名簿には100人分ほどしか登録されていなかったが、実際には240人以上が乗っていた。乗客はすべてインドネシア人で、リゾート地として人気の同島で新年を過ごすために乗船していたという。(ジャカルタ=古谷祐伸)