安倍晋三首相は1日放送したニッポン放送番組で、新年にあたり「デフレだとワクワクしない。今年よりも来年がよくなっていくという中で、ワクワクしていく日本を作っていくことが今年の新たなテーマだ」と述べ、デフレからの完全な脱却をめざす考えを示した。
グローバル時代の人材養成に関して「英会話力を向上させていかなければいけない。さらに高いレベルでビジネス、議論を行える、実践で使える英語力を身につけたグローバルな人材を育てていきたい」と語った。
政権が掲げる一億総活躍社会に関連して「挫折などをした経験が必ず生きてくると認識を変えなくてはならない。日本では1回会社が倒産するともう駄目ということになるが、米国ではいったん会社を失敗した人の方が失敗する確率が少ない」と指摘した。
喉頭がんで声帯を摘出した音楽プロデューサーのつんく♂さんと対談する番組で語った。番組は昨年12月21日に収録した。