新しい年が明けました。
今年は穏やかにゆったりとした気持ちで過ごせたらいいなと思います。
縁起の良い生き物「亀」のお話しです(^-^)
鶴は千年亀は万年
鶴と亀は古くから長寿の象徴として有名ですね。
「長寿」だけではなく、良い事が起こるよう祈る際にも使われたようです。
亀はどのくらい長生きかといいますと・・・
丸いこうらから手足と首を出し、地をはう生き物。
爬虫類の中では、最も起源が古い。
実際の推定寿命=ゾウガメで、約180年。
万年=10000年。引用:ことわざ・鶴は千年亀は万年
長生きですよね~!
陸棲ガメは50年以上。100年以上生きた報告もあるようです。
亀は犬猫ほど意志の疎通は取れないけれど。
あの亀ののんびりした動きは癒されます。
ペット禁止の家でも種類を選べば飼育できる生き物ですよ。
カメの飼育は大きさと寿命を考えよう
甲羅を洗うと気持ちよさそうな表情をしたり。
柔らかなお日様に当てると、首をゆーっくり出します。
目を細めて空を見上げるんです~。
ただ、歩き方はけっこう素早い。
油断するとかなり遠くまで行っちゃいます。
そのギャップ萌えな感じも可愛いです。
私は今まで、ミドリガメとミシシッピニオイガメの2種類を飼育しました。
ミドリガメは大きくなる!
出典:http://petheim.net/turtle-3/
お祭りやペットショップで簡単に手に入るミドリガメ。
お値段も数百円と手ごろ。
ミドリガメは正式には「ミシシッピアカミミガメ」という外国産のカメの子供です。最初は500円玉くらいのサイズでした。
可愛いサイズは最初だけで、みるみる大きくなるんですよ・・・。
飼育ケースが手狭になり仕方なく衣装ケースで飼うことに。
▼こんなケースです
あ、ありえん・・・
ペットの住まいとして、お洒落度ゼロなこのケース。
女子として許せないこの環境。
でもガラスケースにお水をはったらかなり重いです。
取っ手も無いので運ぶのも大変。
狭いお風呂場で洗う事を想像したら、これしか浮かびませんでした。
甲羅の大きさは既に20センチはあったと思います。
最大で30センチ位になるようです。
亀は、お水の他に陸地や隠れる場所が必要です。
20センチくらいになると衣装ケース位のスペースが必要になってきます。
お水がすぐ汚れるので、水替えもけっこう大変・・・
お水の量が少ないほど汚れが早いんです。
ミドリガメカメの寿命は平均20年~30年と言われています。
こんなに早く大きく育つとは思わなくてイタイ思いをしました。
その後、団地で飼い続ける事を断念。
広い庭のある山形の姉に引き取ってもらいました。
同じような悩みを持ち、池や川に捨ててしまう人が増えたようですね。
環境省は2020年にミドリガメを特定外来生物に指定すると発表したそうです。
生き物を飼う覚悟が足りなかった苦い経験です。
でも亀は癒される・・・。
亀を育てたい!という方は「ミシシッピニオイガメ」がオススメ。
世界最小級とも呼ばれていて、お部屋でずーっと飼育できます。
ミシシッピニオイガメは飼いやすい
出典:http://file.blackprince.blog.shinobi.jp/
ミドリガメを断念し、今度はミシシッピニオイガメを飼育しました。
ペットショップで購入しましたよ。
店員さんに詳しく飼い方を聞いての決断です。
ここで亀を飼うことをやめないのが我ながらこりないなぁと思います。
アクリルの水槽にして水替えを楽にしました。
甲羅はミドリガメよりも黒くて背丈が高い感じです。
小さな怪獣みたいな男っぽい感じ。
性格は温厚に思います。
こちらのサイトに詳しい飼い方が紹介されていますよ。
その後、色々な経緯があり・・・
夫の友人のお子さんが飼ってみたい!と強い願いがあり譲りました。
生き物の大切さを学ぶにも良いだろうとご両親も賛成。
ひょっとして亀に縁が無いのかなぁ(^-^;。
亀の魅力はのんびりした動作と堅い甲羅でしょうか。
亀は縁起が良いとされる生き物。
家紋や模様に使われる事が多いですね。
亀の甲羅の模様から生まれた「亀甲紋様」
こんな6角形の繋がったお皿や家具を見かけますよね。
永遠の反映を願ったともいわれて古くから使われたようです。
そういえば、神社の灯篭模様でも見たことがありますよ。
亀の甲羅の模様から生まれた「亀甲紋」は、家紋の中でも特別な扱いをされていました。
日本の伝統文様としても代表的な存在で、着物の柄にもよく取り入れられており、六角形の模様が連続で並ぶことで、永遠の反映を願ったと言われています。
亀甲紋は出雲大社、厳島神社、香取神宮などの神紋ともなっている。昔、香取神宮の氏子に醤油造りの名人がいた。
業を始めるとき、神紋と名前の一字「萬」を合わせて屋号にした。
キッコーマンである。(亀甲に花菱)
引用:家紋の由来/亀甲紋
最後に
亀を飼育するとき、種類を誤ると大変な事になります。
亀も飼い主も快適な環境を維持するのは覚悟が必要だと思います。
お部屋で飼育するなら「ミシシッピニオイガメ」がオススメ。
また、亀は長生きの象徴。
幸せな時間を大事に過ごしたいと願う気持ちが「長寿」と繋がるんだと思います。
亀のように時には甲羅干しして、ぐーっと空を見る。
いざというときは猛ダッシュできるパワーがある。
そんな1年にしたいと思います。
トップ画像の亀の苔盆栽を別ブログでご紹介しています。
良かったら、お立ち寄りください(^-^)
いつも読んで下さってありがとう。
オトナンでした~
ではまた (╭ರᴥ•́)