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観光列車「ながら」目標上回る

01月01日 09時36分

観光列車「ながら」目標上回る

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岐阜県の長良川沿いを走る第三セクターの長良川鉄道に去年4月に導入された観光列車「ながら」が、目標としていた収入を大きく上回る人気となっています。
「ながら」は、赤字が続く長良川鉄道の経営を立て直す切り札として、九州新幹線などを手がけた工業デザイナー、水戸岡鋭治さんがプロデュースして去年4月に導入されました。
岐阜県の美濃加茂市と郡上市の間を週末中心に運行され長良川沿いの風景や、流域でとれる食材を使った弁当を楽しむことができます。
長良川鉄道では、運賃などによる収入を1年間で3000万円余りと見込んでいましたが、運行開始前から予約が相次ぎ、去年11月末にはすでに2倍以上の6600万円余りに達しています。
年明けには「ながら」の車内で舞妓の芸を楽しんだり、流域の地酒を味わったりする企画も予定され、長良川鉄道では利用客がさらに増えることを期待しています。
長良川鉄道の坂本桂二専務は「『ながら』で多くの人が来ていることを踏まえて、今後はこの効果を地域に広げていくのに力を入れていきたい」と話しています。

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