大みそかの３１日、名古屋市内のホテルでは、進学塾の合宿が始まり、中学校を受験する小学生たちが休み返上で勉強に励んでいます。
名古屋市に本部を置く大手進学塾は、受験を控えたこの時期、小学生と中学生を対象に「正月特訓教室」を開いていて今回は１１５０人が参加します。
中学生は塾に通いますが、小学生はホテルに泊まり込んで行われ、名古屋市中村区にあるホテルには、小学６年生約３００人が参加しました。
はじめに開講式が開かれ、全員がおそろいのトレーナーに「必勝合格」と書かれた鉢巻き姿で、「第１志望校、合格目指して頑張るぞ」と気合いを入れていました。
そのあと、志望校別に分かれ、テスト形式の問題に取り組んでいました。
小学生たちは、１月２日まで泊まり込み、１日１０時間の授業が行われるということです。
参加した受験生は「厳しい３日間になると思いますが、第一志望校に合格するため苦手な国語を克服したいです。お正月は来年楽しみます」と話していました。