ニュース詳細
AED活用アプリの実証実験へ
12月31日 12時23分
3005503011_20161231123411.mp4
愛知県尾張旭市は、119番通報で心停止が疑われた際に、消防職員などにスマートフォンのアプリでAEDの場所を知らせ、駆け付けてもらう実証実験を1日・元日から始めます。
この実験は、心臓が止まった人の救命に欠かせないAEDを迅速に届けようと、尾張旭市が京都大学などと開発しているスマートフォンのアプリ「AEDGO」を使って行われます。
119番通報で倒れた人の心停止が疑われると、消防の指令センターからアプリを登録した消防職員などに倒れた人のいる場所やAEDの設置場所などの情報が送られます。
実証実験では、消防職員や消防団員など約120人がアプリを登録し倒れた人の半径1キロ圏内に情報が送られ、AEDを持って駆け付けてもらうことになっています。
尾張旭市は、1日から3か月間、実験を行って検証したあと、本格的な運用を目指します。
尾張旭市消防本部の中崎郁也消防司令補は「このシステムを使えば救急車より速くAEDを持って駆け付けることができるので救命の効果が上がると思う」と話しています。
東海のニュース
新着ニュース