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 JR東海の柘植康英社長が朝日新聞などのインタビューに応じ、リニア中央新幹線の名古屋駅改札口は東海道新幹線の北口改札と併用し、JRゲートタワーの地下にも設置する方針を明らかにした。

 昨年末に着工したリニアの名古屋駅は、現在のJR名古屋駅と東西に交差する形で地下に開設する。4月に全面開業するJRゲートタワーの地下に改札を設けることで利便性を高める。柘植氏は「地下街や地下鉄、私鉄から乗り換えるお客様にスムーズに中央新幹線を利用して頂ける」と語った。

 また、JR東海は4月1日に国鉄の分割民営化から30年を迎えることから、6月に駅員や運転士などの制服を1992年以来25年ぶりに新しくする。こうした対応は、JR九州も打ち出している。(細見るい)