石川えとだから? 最多年越し 邑知潟の越冬コハクチョウ
羽咋市の邑知潟でコハクチョウが越冬のため羽を休めており、千五百羽が新年を迎えた。コハクチョウの保護と観察を続けている羽咋市白鳥の里推進協議会によると、新年を迎える羽数としては最も多く、酉(とり)年の新年を祝うかのような光景を描いている。 コハクチョウは昨年十月にシベリアから初飛来した。群れを作って移動し、ぬかるんだ水田にくちばしを突っ込んで餌を取る姿が見られる。澄んだ冬の空気を和らげるようなコーッ、コーッという鳴き声は、冬の風物詩でもある。 数が多いことに、協議会の会員は「二番穂の生育が良く、採食の環境が整っているからではないか」と話している。今後の気象条件にもよるが、ピーク時には三千羽を超えるコハクチョウが羽を休めるという。 (小塚泉) PR情報
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