ＳＭＡＰひっそり解散　ファンの願い届かず　それぞれの道へ

　国民的アイドルグループとして結成から２８年、デビューから２５年活躍してきたＳＭＡＰが３１日、ひっそりと解散した。「世界に一つだけの花」のＣＤ購買運動や、３７万筆の署名に託したファンの願いは届かなかった。

　メンバー５人は、連続ドラマを撮影している木村拓哉（４４）、草なぎ剛（４２）を含め、全員がこの日までに年内の仕事を終了。紅白歌合戦も辞退し、久々のオフの年越しとなった。

　ＳＭＡＰメンバーとしての最後の番組出演は、３１日午後１１時からのニッポン放送「中居正広のＳｏｍｅ　ｇｉｒｌ’ＳＭＡＰ」。木村は３０日にＴＯＫＹＯ　ＦＭ「ＷＨＡＴ’ｓ　ＵＰ　ＳＭＡＰ」の年内最後の放送を終えており、「ありがとうＳＭＡＰ」とのメッセージを発した。

　新年は、草なぎが元日深夜のフジテレビ系「街角出題バラエティＱ人サン」に出演。タイトルが変わった草なぎと香取慎吾（３９）のラジオ番組「ＳｈｉｎＴｓｕｙｏ　ＰＯＷＥＲ　ＳＰＬＡＳＨ」（ｂａｙｆｍ）も元日から始まる。

　中居は２日のＴＢＳ系「番組対抗！ドッキリアワード２０１７」など、稲垣吾郎（４３）は６日と１３日放送のテレビ朝日系ドラマ「不機嫌な果実スペシャル」に出演。連ドラでは、草なぎ主演のフジ系「嘘の戦争」が１０日から、木村主演のＴＢＳ系「Ａ　ＬＩＦＥ〜愛しき人〜」が１５日からスタート。メンバー５人はそれぞれの道を歩み始める。