蹴球探訪
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【プロ野球】阪神の原口、「城島魂」で正捕手つかむ 尊敬する名捕手を手本に2016年12月26日 紙面から
阪神・原口文仁捕手(24)が25日、「城島魂」で来季さらに大躍進すると誓った。この日は、出身地の埼玉県寄居町で行われた「寄居町商工会青年部50周年事業〜ふれ合い野球教室」に参加。虎の正捕手の座を射止め、愛する故郷に再び大きな夢を与える。 支配下再登録の一報が届いた4月26日夜。原口は、すかさず尊敬してやまない城島健司さんに電話をかけた。 「『チャンスは少ないんだから、3ボールからでも振っていけ。四球だとアピールにならない。フルスイングでいけ』と言われたんです。それは、来年も変わらずにやっていきたいと思っています」 ゴールデングラブ賞8度の名捕手とは、自身がプロのスタートを切った2010年からの師弟関係。長崎・佐世保で合同自主トレを行い、配球面など「捕手道」を徹底的にたたき込まれた。そんな大先輩からもらった激励の言葉は、今も原口を支えている。 5月に月間MVPに輝き、オールスターにも出場。阪神の捕手では10年の城島以来となる2桁本塁打も記録した。ドラマのような一年は、師匠の言葉があったからこそ。シーズンが終了した後、再び城島さんに電話。すると「よくやった。だけど、まだこれからだぞ」。心が奮い立った。 この日は、生まれ育った地元で行われた野球教室に参加。「ユニホームを着ていて影響力がある今、特に社会貢献活動もやっていきたいと思います」。自身がプロ野球選手に憧れたように、いつまでも子供たちの「夢」でありたい。 PR情報
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