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【プロ野球】

ロッテの平沢は「独」 「独」自のスタイルで「独」立&新人王争い「独」走だ

2016年12月26日 紙面から

伊達政宗騎馬像をバックに、「伊達武将隊」の片倉小十郎(手前)とともにポーズを決めるロッテの平沢=仙台市内で(小林良二撮影)

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 ロッテの平沢大河内野手(19)が25日、同世代の天下統一に思いをはせた。宮城県内の実家に帰省中のオフを利用して仙台市内の青葉城を初訪問。威風堂々とした伊達政宗騎馬像を見上げ「来年は独自のスタイルで独立したい。(権利のある)新人王争いで独走したい」と目をぎらつかせた。そんな若武者が色紙に書き込んだ来季目標の漢字一文字は「独」だ。

 地元にゆかりのある戦国武将。その圧倒的な存在感が平沢の闘争心に火を付けていた。「広岡には負けたくない」。対抗心をむき出しにした相手は、台湾ウィンターリーグでともにプレーしたヤクルトの広岡。同い年で「ポジション(遊撃)が一緒だし、1軍でホームランを打っている」とライバル視した。

 今季は23試合で打率1割4分9厘の成績。黄金ルーキーとして期待されたが7安打で本塁打なしに終わった。「来年はホームランを打ちたい。そのために今年よりも1軍の試合に出たい」。24日は19回目の誕生日。10代最後のシーズンは、17歳で家督を継いだ独眼竜政宗のような「奥州の暴れん坊」ぶりで、球界を席巻する。 

  (小林良二)

 

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