ラミレス監督が糸井封じに自信　「彼は左投手に苦戦する傾向」

　ＤｅＮＡのアレックス・ラミレス監督（４２）がオリックスから阪神にフリーエージェント（ＦＡ）移籍した糸井嘉男外野手（３５）封じに自信を見せた。

　「球界でも最高の選手の１人だけど、彼は左投手に苦戦する傾向がある。うちは良い左投手がいるし、自信をもってやれる」。先発に石田と今永、リリーフに田中と好左腕をそろえており、ライバル球団の補強の目玉を恐れることはない。

　「でも、タイガースの右打者はうちの左投手を打っているから、どっちが有利になるか分からないね」とも。今季は阪神に９勝１５敗１分けと大きく負け越した。優勝した広島に１２勝１３敗と渡り合い、他３球団に勝ち越しただけに、目標の優勝にはトラ退治が必須。今季の雪辱を果たし、頂点へと駆け上がる。　（小林孝一郎）