ラミレス監督が再来日　助っ人競わせる

　ＤｅＮＡのアレックス・ラミレス監督（４２）が２７日、休暇先の米国ハワイから再来日。来季６人体制となる外国人選手について「全員が１軍でできるレベルだと思う。レギュラー当確のロペス以外は、残り外国人３枠を５人で競ってもらう」と残留したエリアンを含め、競わせる方針を明かした。

　今オフに先発候補のウィーランドとクライン、守護神候補のパットン、長距離砲の内野手シリアコが加入。指揮官は「春季キャンプで見るのが楽しみ。沖縄で夕食をともにして、彼らが日本の野球をどう考えているのか聞きたい」と新戦力に思いをはせた。今季は新外国人ロマックらが期待外れに終わったことも響き１５年連続の負け越し。「来季は勝率５割を超えたい。８０勝という大きな目標もある」。監督２年目の野望実現へ、助っ人の尻だろうと徹底的にたたく。　（小林孝一郎）