蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【プロ野球】巨人・山口俊 東京D鬼門→喜門2016年12月30日 紙面から 鬼門を「喜門」に変える。フリーエージェント権(FA)を行使して巨人に入団した山口俊投手(29)が29日、「良いイメージがない」と苦笑いする本拠地での苦手意識払拭(ふっしょく)を誓った。 プロ入り以来、数々の苦い記憶を刻み込まれたマウンドが、来季から主戦場になる。DeNAから巨人への移籍。ところが、先発ローテの軸の1人として計算される右腕にとって、東京ドームは負のイメージが染み付いた場所だった。 「抑えとしての初黒星も、シーズン最終戦で長野さんにサヨナラ満塁本塁打を打たれたのも東京ドームだった」 2009年5月7日。2点リードの8回裏に登板し、1死しか奪えずに4失点で逆転負け。2日前にプロ初セーブを挙げた新守護神が初めて味わった苦悩だ。11年10月22日。シーズンのラストゲームは1点リードの9回裏、長野に代打逆転サヨナラ満塁弾を被弾した。本格的に先発復帰した今季も2戦2敗では、苦手意識を持つのも当然だ。 ただ、来季からは本拠地となり、これまでの相手は味方になる。スタンドを埋めるG党も背中を押す。「良いイメージに変われば、と思っている」。悲劇の記憶を歓喜の予感に上書きし、チームを3年ぶりの優勝に導く。 (井上学) PR情報
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