2016年4月に独立し、在宅で仕事をしているので仕事の合間や息抜きなど、暇さえあれば海外ドラマを見るようになりました。
4月〜12月の間に見たタイトル数は20本近くあり、途中で視聴を辞めたものもありますが、これまでに見てきた話数を合計すると述べ1000話以上は見てきました。
そこで今回は「これは生きている間に見ておかなきゃ損だ」と思えるほど面白かった名作海外ドラマをランキング形式で7本厳選してみました。
7位 LOST / ロスト
シーズン6で完結(全121話)
全話視聴時間目安およそ80時間(1話あたり40分程度)
LOSTの概要
無人島でのサバイバル生活を描いたドラマ。
・・・かと思いきゃ、誰も予想だにしなかった方向に話が展開していく、日本で三大海外ドラマのひとつとして有名な名作ドラマ。
シーズン1の第1話しょっぱなからクライマックスで、飛行機が無人島に不時着した所からストーリーが始まります。
生存者たちは生き残るためにサバイバルを繰り広げるのですが、島には謎の怪物が潜んでいたり、正体不明の先住民による襲撃があったり、さらには生存者同士でなにやらいわくありあげな秘密を抱えていたり・・・
とにかく謎まみれのドラマで、愛あり、サスペンスあり、感動あり、涙ありの海外ドラマです。
主要登場人物が次々と死んでいくので、見ていてハラハラしますし、先が読めません。
ちなみに私はシーズン3のとあるシーンでボロ泣きし、その日は仕事をやめてスコッチを開け(これもドラマの影響)ベロベロになるまで余韻にひたっていました。
LOSTの見所
このドラマ最大の特徴はなんといってもフラッシュバック(回想)の多用です。
ただでさえ謎が多いストーリーなのに、一話の中で時系列があっちにいったり、こっちにいったりするのでフラッシュバックに慣れない内はかなり頭が混乱します。
また、シーズンが進むとフラッシュバックがフラッシュフォワード(未来の話)に切り変わるのですが、これがかなり巧みに使われているので感心します。
LOSTのもう1つの上手さは、次の話を気にならせる話の引っ張り方の上手さです。
毎話、「問題発生→解決→問題発生」とありきたりなパターンなのですが、話の引き方が上手すぎて視聴のやめ時が見つかりません。
ちなみに、LOSTを見て一番驚いたのがシーズン1の何気ないシーンが、ファイナルシーズンでの重要な伏線になっていた点。
シーズン1の時点で当時の制作はそこまで考えたのか!とド肝を抜かれました。
6位 FRINGE / フリンジ
シーズン5で完結(全100話)
全話視聴時間目安およそ66時間(1話あたり40分程度)
FRINGEの概要
基本、一話完結の事件モノのドラマ。
ただし、事件モノといっても巻き起こる事件は普通の事件ではありません。
まるでドラえもんに出てくるようなオーバーテクノロジーアイテムによって、次々と怪奇事件が引き起こされていきます。
そして、この事件に潜む謎を、優秀な女捜査官+天才科学者+IQ190元詐欺師の3人が力を合わせ、あくまで科学的に事件を解決していくという、リアリティ+ファンタジーが上手い具合にミックスされたドラマです。
恋愛あり、親子愛あり、感動あり、涙ありで、ラストの余韻を残す終わり方は個人的に好きです。
海外ドラマは一話あたり約43分というのが基本的な尺の長さですが、FRINGEのシーズン1は一話あたり50分超えが当たり前なので、なかなか見応えがあります。
お昼休憩に見てるとあっという間に一時間経ってしまいますが、それでもついつい続きを見たくなってしまう時間泥棒必至なドラマです。
FRINGEの見所
FRINGEのシーズン1までは「まぁまだわりと現実的なラインかな」という感じで話が進んでいくのですが、シーズンが進むに連れと話が急転直下し、パラレルワールドの出現やら時間軸の乱れやらで話がえらい展開になっていきます。
大抵、この手の展開になるとストーリーに無理が生じてドラマが崩壊していくといったことが起きるのですが、FRINGEはこれをダブルで取り入れているにも関わらず、わりと上手くまとめているんじゃないかと思います。(元々SF要素が強いので受け入れやすいのかもしれない)
また、毎回起きる超常現象的な事件を、いかに科学的にそれっぽく説明するかという制作側のアイデアも見所の一つです。
デタラメなことをわりと論理的に説明しているので、見ているだけで言いくるめスキルがアップした気分になります。
個人的にはFRINGEは、”あたりめ”のようなドラマで、シーズンが進むにつれてどんどん面白くなっていきました。
5位 HEROES / ヒーローズ
シーズン4で完結+HEROES Rebornという続編が1シーズン(全77話+13話)
全話視聴時間目安およそ51時間+8時間(1話あたり40分程度)
HEROESの概要
超能力者同士の戦いがテーマのドラマ。
自分はなにか不思議な力を持っていると感じていた普通の青年が、ある日起きた金環日食を境に超能力に目覚め、同じく超能力に目覚めた凶悪な悪党と対峙していく…というのがメインストーリーです。
単なるヒーローものかと思いきゃ全然違くて、タイトルがHEROESと複数形であるように、超強力な悪党一人を倒すために複数のヒーローが力を合わせます。
ここまでがシーズン1の話なんですが、正直、シーズン1とシーズン2の途中までが一番面白いです。
というのも、シーズン2の時期に「2007年-2008年全米脚本家組合ストライキ」という騒動が起きたのですが、この影響でシーズン2の尺が半分ほど削られ、本来回収しなければいけなかった伏線が多々置き去りになり、シーズン2の途中から話が無理ある展開で進んでいきます。
逆にいえば、シーズン2以降はツッコミどころ満載ですので、こういった部分を楽しめるのであればシーズン2以降も楽しめることでしょう。
HEROESの見所
タイムリープ、サイコキネシス、空中浮遊、自己再生、時を止める、物質透過、透明人間・・・
まるで中学生時代に憧れたロマンを体現したかのような能力が次々と出てくるので、どんな能力者が出てくるのかを見ているだけで面白いです。
各登場人物の描写も上手く、いずれも濃いキャラばかりが登場してくるのですが、それぞれが抱える葛藤の描写、成長の過程など、一人ひとりしっかり角が立つような見せ方をしていて人間ドラマに味があります。
ちなみに、HEROESは日本が舞台として登場してくるのですが、思わず笑ってしまうようなステレオタイプな日本を堪能することもできます。
4位 24 -TWENTY FOUR-
シーズン8がファイナルシーズン+番外編のリデンプション+シーズン9のリブ・アナザー・デイ(全192話+1話+12話)
全話視聴時間目安およそ128時間+2時間+8時間(1話あたり40分程度、リデンプションは90分)
24の概要
日本で三大海外ドラマのひとつとして知られている、本格派のアクションドラマ。
ジャックバウアーのモノマネ芸人があらわれたことでも話題になりました。
捜査官とテロリストの戦いを描いているので、内容自体はかなりハードコア。
このドラマの最大の特徴は、シーズンひとつを24時間と見立て、各話1時間としてストーリーが進んでいく点。
ドラマの臨場感を存分に味わうため、24話ぶっ続けでイッキ見したのですが、心臓がバクつくようなハラハラする展開が多く、視聴後の疲労感が半端ないです。
内容自体は一応リアリティ路線なのですが、まるでギャグ漫画のような展開で問題解決していくので、ここまでシリアスにぶっ飛んだことができるものなのかと衝撃を受けます。
一応、シーズン8まででファイナルシーズンとして完結していますが、その後もシーズン9として「リブ・アナザー・デイ」が放送されたり、2017年2月5日には新章24が始まるので、まだまだこれからにも期待できます。
24の見所
24の見所はジャックバウアーの暴れ具合です。
一言で表すと狂犬。
戦闘能力はもはやターミネーター並で、心理戦もヤバイくらい強烈です。
テロリストから情報を引き出すためにあの手この手を使って情報を吐かせようとするのですが、いつもタイミリミットに追われているのでなんとしても今すぐ相手を行動させてやろうという気概が半端ない。
ジャック自身も行動の鬼なのですが、捕らえた相手に対して恩赦や脅しなど、アメとムチを使い分けてどんなに口が固い相手からでも情報を引き出します。
この辺の相手の動かし方なんかは、見ていて仕事や実生活でも活かせそうなところもあるので結構勉強になります。(過激するぎる時もありますが)
ちなみに、シーズン2は感動で泣けます。
3位 プリズン・ブレイク
シーズン4+ファイナル・ブレイクで完結(全79話+1話)
全話視聴時間目安およそ52時間+2時間(1話あたり40分程度、ファイナル・ブレイクは90分)
プリズン・ブレイクの概要
LOST、24と並ぶ、三大海外ドラマ。
脱獄をテーマとしたドラマで、陰謀に巻き込まれた無実の兄を助けるため、弟が完璧な脱獄計画を練った上でわざと警察につかまり、刑務所からの脱獄を目指すという内容です。
プリズン・ブレイクは20歳の時にシーズン1だけ見た時があったのですが、その時は面白すぎて深夜にレンタルビデオ店に駆け込み、気がつけば時計の針が一周していたくらいドハマりました。
2017年初旬にシーズン5が始まるということで、もう一度プリズンブレイクを見直してみたのですが、やはりシーズン1は神ですね。
今まで見てきた海外ドラマの中でプリズン・ブレイクのシーズン1が一番面白いです。
シーズン2以降は話の展開がやや強引になり、面白さが失速していくんですが、シーズン1だけは別格です。
プリズン・ブレイクの見所
プリズン・ブレイクの見所は、なんといっても主人公のマイケル・スコフィールドがかっこよすぎる点。
天才建築技師という設定で頭脳明晰、イケメン、高身長のパーフェクト超人。
役者はウェントワース・ミラーという端正な顔立ちの役者が演じてます。(余談ですが同性愛者と知ったときは驚きました)
ストーリーの見所は、脱獄計画の全貌が徐々に明らかになっていく点と、予想だにしなかったハプニングを持ち前の機転のよさでスマートに乗り切っていく所です。
話の続きが病的なほど気になる作りになっていて、一度見始めたら止まれない、そんな鬼のような中毒性があります。
2位 デスパレートな妻たち
シーズン8で完結(全180話)
全話視聴時間目安およそ120時間+2時間(1話あたり40分程度)
デスパレートな妻たちの概要
アメリカ郊外に住む4人の主婦たちのドタバタ劇を描いた海外ドラマ。
最初はただの恋愛ものかと思って敬遠していたんですが、一度見始めたら全然違う内容で衝撃を受けました。
ラブ+コメディ+サスペンスが絶妙なバランスで取れていて、感動あり、笑いあり、緊張あり、お色気ありの今までに見たこともないようなドラマでした。
基本的には一話完結型で話が進んでいくのですが、毎シーズンなんらかの大きな謎があり、話が進むにつれてその謎が明らかになっていきます。
一話完結型なのと、コメディ要素があるので気楽に見れ、息抜きに見るのにピッタリです。
ファイナルシーズンは感動の嵐でボロ泣きできます。
デスパレートな妻たちの見所
デスパレートな妻たちの見所は、絶妙なバランス感です。
さきほども少し触れましたが、あれほどまでにコメディとラブとサスペンスを上手く調和させているドラマは他にみたことがありません。
各登場人物もキャラ立ちするように描かれていて、登場人物へのインパクトの持たせ方が上手いです。
また、毎話、冒頭とラストのシーンで今回の内容を対比するようなナレーションが入るのですが、このナレーションがなかなかに哲学的で、たまに深い気づきを啓発されることがあります。
1位 メンタリスト
シーズン7で完結(全151話)
全話視聴時間目安およそ100時間(1話あたり40分程度)
メンタリストの概要
メンタリストといってもDaiGoのことじゃありません。
シリアルキラーに妻子を殺された元霊能者(詐欺)が、犯罪コンサルタントとして警察に助っ人し、犯人への復讐を目指すという事件モノのドラマ。
これだけ聞くとかなり重たい内容のような気がしますが、主人公がひょうきんキャラのおかげで笑えるシーンも多々あり、全体的に明るい感じでリラックスして見ることができます。
ストーリーの大軸としてレッド・ジョンというシリアルキラーを追いかける展開が延々と続くのですが、基本的に一話完結型なので視聴しやすいです。
笑いあり、サスペンスあり、恋愛あり、友情ありと、緊張と緩和のバランスもよく、ティッシュが必須になるほど号泣な感動シーンもあります。
メンタリストの見所
メンタリストの見所は、主人公のパトリック・ジェーンが痛快に事件を解決していく所です。
メンタリストとしてX線並の観察眼と心理誘導の技術を持ち、時には催眠術や手品のような奇想天外な方法で事件を解決していくのですが、これがあたかも一種のショーを見ている気分になれます。
主人公のキャラ設定もこれまたユニークで、笑顔がチャーミング、ハンサム、頭も切れるという一見の非の打ち所がない超人設定なのですが、暴力や争いごとには滅法弱く、いつも相棒役の女刑事に保護してもらっています。
こんな情けないくらいわかりやすい弱点があるため、数あるドラマの中でも群を抜いて親しみやすいキャラクターになっています。
そんな彼の復讐相手であるレッド・ジョンは悪のカリスマで、彼と同等の天才的才能を有しており、2人の間で繰り広げられる心理戦、頭脳戦がこれまた見ものです。
まとめ
今まで見てきた海外ドラマの中で、これは自信を持っておすすめできる完結済み海外ドラマを7つ紹介してきました。
どれも人気を博した有名ドラマばかりですので、ぜひ見てみてください。
ただ、一点注意したいのが、これらの海外ドラマはハマりすぎて時間が溶ける危険性があるので、試験前とか繁忙期に見始めるととんでもないことになります。
とくに、HuluとかNetflixだと見放題+続きが自動再生される機能があるので、テレビに釘付けにされてしまわないように注意しましょう。
8ヶ月で海外ドラマ1000話視聴、これだけの自由時間ができた理由
私は2016年3月に会社を辞め、4月に独立起業してからの8ヶ月間でこれまでに1000話以上の海外ドラマを見てきました。
8ヶ月間で1000話といっても毎日テレビに釘付けになっているわけではなく、
- 朝起きて1話
- お昼を食べながら1話
- 晩御飯を食べながら1話
- 夜中に晩酌しながら1〜3話
みたいな感じで見ていたら、自然とそれだけの話数を見るようになっていました。
なんでこんなニートのようなライフスタイルを送れているのかというと、ネットで始めた副業がきっかけです。
今ではこの副業が本業になっているわけですが、どんな経緯で副業が上手くいき、会社を辞めて独立にいたることができたのかは別ページで詳しくまとめています。
副業として1日1時間くらいしか時間がなくても月10万くらいならわりと現実的に可能ですし、その方法も紹介していますので興味があれば覗いてみてください。