渋谷駅周辺 初の歩行者天国でカウントダウン1月1日 4時01分

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年越しの時間帯を、初めて歩行者天国にした東京の渋谷駅周辺では、若者を中心に道路を埋め尽くすように大勢の人が集まり、カウントダウンで新しい年を迎えました。

渋谷駅周辺は毎年、年越しの時間帯にカウントダウンで混雑することから、今回初めて、駅前のスクランブル交差点を中心に車の進入を規制して歩行者天国としました。

歩行者天国は３１日午後１０時半から始まり、若者や外国人などが次々に道路に出てカウントダウンが始まる午前０時前には道路が人で埋め尽くされ、身動きできないような状態になりました。そして、皆でカウントダウンをして、新しい年を飛び跳ねたり、抱き合ったりしながら迎えました。

警視庁はテロなどの不測の事態を防ぐため、最大規模の態勢で警戒に当たるとともに、「ＤＪポリス」として知られる機動隊の広報班が出て、訪れた人たちに道路に滞留しないよう呼びかけていました。

歩行者天国は午前０時半までで、道路に出ていた若者たちは警備を行っていた警察官の誘導で歩道に入り、警視庁によりますと、大きなトラブルはなかったということです。

主催した実行委員会の発表によりますと、およそ６万７０００人が集まったということで、次回については運営方法や結果を検証して、実施するか検討するということです。