リニア 南アルプスのトンネルの掘削工事開始へ
10年後の2027年に東京・名古屋間の開業を目指す、リニア中央新幹線について、JR東海はことし4月以降に南アルプスを貫くトンネルの本線の掘削工事を始める予定です。地下深くで建設計画の難所とされることから、JRでは「地域の人たちと連携し、安全に工事を進めたい」としています。
リニア中央新幹線は、JR東海が10年後の2027年に東京と名古屋の間で開業を目指していて、286キロの区間を40分で結びます。
山梨・静岡・長野にまたがって、南アルプスを貫く全長25キロのトンネルは、これまでに作業用トンネルの工事が始まっていて、ことし4月以降にはリニアが走る本線の掘削工事を始める予定です。
最も深いところで、地面から1400メートルになるうえ、地層が複雑に入り組んでいるため、建設計画上の難所とされていて、JR東海では「地域の人たちと連携し、安全に工事を進めたい」としています。
一方、高架橋の建設に向けた用地取得も進める計画で、このうち、地上の区間が最も長い山梨県では対象となる甲府市や、中央市などの38の地区で住民との交渉を本格化させることにしていて、JR東海は計画の進捗(しんちょく)に応じて、丁寧な説明を行いながら事業を進めていきたいとしています。
山梨・静岡・長野にまたがって、南アルプスを貫く全長25キロのトンネルは、これまでに作業用トンネルの工事が始まっていて、ことし4月以降にはリニアが走る本線の掘削工事を始める予定です。
最も深いところで、地面から1400メートルになるうえ、地層が複雑に入り組んでいるため、建設計画上の難所とされていて、JR東海では「地域の人たちと連携し、安全に工事を進めたい」としています。
一方、高架橋の建設に向けた用地取得も進める計画で、このうち、地上の区間が最も長い山梨県では対象となる甲府市や、中央市などの38の地区で住民との交渉を本格化させることにしていて、JR東海は計画の進捗(しんちょく)に応じて、丁寧な説明を行いながら事業を進めていきたいとしています。