目隠し、異物挿入、放尿撮影…“倒錯プレー”の果てに交際相手らを殺傷した中国人留学生の懺悔
■求刑は無期懲役
徐被告は犯行の動機について「女性を殺して自分も死のうと思った。自宅に女性の両親がいるとは思わなかった。頭が真っ白になり、犯行の状況は覚えていない」などと説明した。
また、女性については「彼女なしでは生きていけないと思った。結婚したかった。未知の領域を教えてくれた人」などと語った。
11月29日に行われた論告求刑で、検察側は「執拗(しつよう)で極めて強固な殺意に基づく犯行。動機も自己中心的で身勝手だ。女性との特殊な関係性があったとしても、罪を軽減させる事情にはならない」として無期懲役を求刑。一方、弁護側は「徐被告は女性から多くの初めての経験を教わり、夢中になってしまっていた。2人だけの世界に入り込み、周りが見えなくなっていた」などとして情状酌量を求めている。
徐被告に対する判決は12月7日に言い渡される予定だ。