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献花、事件16年、解決への思いを新たに

宮沢みきおさん一家4人が殺害された事件から16年となり、事件現場となった宮沢さん宅前で献花し一礼する警視庁の捜査1課員ら=東京都世田谷区で2016年12月30日午前9時59分、後藤由耶撮影

 東京都世田谷区上祖師谷3の会社員、宮沢みきおさん(当時44歳)一家4人が殺害された事件の発生から16年となった30日、警視庁成城署捜査本部の捜査員らが現場で献花し、事件解決への思いを新たにした。

 同庁の露木康浩刑事部長が献花台に花を手向けた後、捜査員ら約20人が黙とうした。高田浩捜査1課長は「家族が安全に暮らす自宅で起きた凶悪な犯行。許せるものではなく、必ず犯人を検挙する」と話した。

 また、宮沢さんの母節子さん(85)は同日、埼玉県新座市の墓地を訪問し、4人と4年前に84歳で亡くなった夫良行さんの冥福を祈った。節子さんは「解決までにこんなに(時間が)かかるとは思っていなかった。犯人には自首してもらい、4人が殺された理由を知りたい」と述べた。

 捜査本部はこれまでに延べ約25万5000人の捜査員を動員し、現在も37人態勢で捜査している。今年は186件の情報提供があったが、容疑者の特定には至っていない。情報提供は捜査本部(03・3482・3829)。【神保圭作、深津誠】

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