そういえば、
ぼくが受験生であった時を思い返すと、
早稲田に進学した友人の力を借りて、日本史合宿をしたな〜、なんて思います。
もう一度全体を追い直し、知識を整理してやろうか!そんなコンセプトでやっていたと思います。
結局、合宿は3日間続きました。
10時〜21時、みっちり3日間付き合ってくれました。(友人Y本当に有難う)
3日間で、
戦国以降の内容をほぼ頭にねじ込んだ記憶があります。
ねじ込んだ、というのはセンター試験で歯が立たなかった知識レベルが、センターで得点できる知識レベルになったという感じです。
3日間でほぼ0くらいからそこまで持って行けました。
なんでそんなことができたのか、みなさんにはわかりますか?
そもそも、
ぼくは暗記が苦手でした。
英単語30個暗記するのに13時間かかり、翌日テストして、8個しか答えられず、己の能力の低さが恥ずかしくなり、悔し泣きをしました。
こんな経験を、あなたはしたことがあるでしょうか。
こう言っちゃあれですが、ぼくは自分のことを、もっと頭の良い人間だと思っていました。笑。けれど、実際は違いました。
英単語30個すらまともに頭に入れられないほどに、勉強ができない人でした。
という過去があるぼくですが、
なんやかんやで日本史を3日間で大量に、実戦レベルまでに脳みそにねじ込んだこともあります。
できない経験をしたぼく、できる経験をしたぼく
どちらも紛れもなく、ぼくなのです。
とはいえ、
このぼくの2面性には決定的な差がありました。
暗記ができる人
暗記ができない人の、一番の違い
それは。。。
今、目の前にある「コレ」を
なんとしてでも頭にねじ込んでやる!!!!!
という、覚悟
なのだと思います。
英単語の時は、
1冊を覚えきるイメージが湧かず、勝てない勝負で戦うみたいに、はじめから勝負を諦めていた気がします。
けれども、
日本史の時は、
優秀な友人Yの貴重な時間を3日間もお借りし、かつ、飯代とかは彼の分は彼が払っていました。
時間も、お金もいわば、彼の自腹なわけです。
かつ、
ぼくにはあとがありませんでした。
自力で暗記しきるイメージが湧かず、彼の力を借りなければ頭に入れられそうになかった。もう彼に力を借りる以外に選択肢がありませんでした。
となったらば。
もう、この3日間で日本史を頭に入れないと、この受験は終わる。
つまり、1年間を棒にふる。
そんな極限の気持ちで臨んでいました。
・・・。
あなたは、試験会場で解けない問題を前にしてこう言えますか?
「まぁ、俺、暗記苦手だったしw」
こう、言えますか?
これは煽っているわけではないのです。
覚悟を決めましょう。
そう言いたいのです。
今、目の前にある
やらねばいけない勉強。
試験で受かるためには、
今の、不安と緊張と焦りのいろんなごちゃごちゃした気持ちの中でも
動き続けなればならないのです。
人間は、
己の成長には満足な気持ちが湧き、
現状維持だと不安が湧きます。
あなたが今、不安な気持ちでいっぱいなのは
現状維持をしているからなのではないでしょうか?
今日、何ができるようになりましたか?
昨日と比べて、今日はどのように成長しましたか?
自分が成長したポイントを、明確に言葉にして、言えますか?
大事なところを見失ってはいませんか?
考えても仕方のないことは、考えるだけ無駄です。
受かるか受からないか、なんて、
試験当日、問題を解き、試験時間が終了する時までわからないのです。
なぜ、先のことを心配しているのでしょうか?
今、考えるべきは
- 志望校合格に必要なこと
- 自分が習得しているところとのギャップ
- それを身に付けるための努力
なのではないでしょうか?
・・・。
覚悟は決まりましたか?
今、目の前に積まれている教材を、脳みそにぶち込む覚悟は決まりましたか?
受験生でいる、覚悟が決まりましたか?
今、目の前のことを
なんとしてもこの時間に、脳みそにねじ込んでやる。
これ、合言葉にしちゃいましょうよ。
目の前の勉強に対する意識を徐々に上げていってください。
そうすれば、
必ず結果はついてきますよ!
頑張ってください。