韓国経済団体長の新年に向けた挨拶、希望の代わりに悲壮感

韓国経済団体長の新年に向けた挨拶、希望の代わりに悲壮感

2016年12月30日10時44分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  経済団体長が29日に一斉に出した新年に向けた挨拶では希望より悲壮感がにじみ出た。謝罪や信頼回復、危機・改革のような単語が多く見られた。

  来年2月に会長を辞任すると明らかにした全国経済人連合会の許昌秀(ホ・チャンス)会長は最後の新年に向けた挨拶で「様々なことで国民の皆様に多くの失望と心配をおかけし、心より謝罪申し上げる。国民の希望を反映した色々な改善法案を早く用意して国家経済に尽くして国民に愛される団体に新たに出る」と付け加えた。

  大韓商工会議所の朴容晩(パク・ヨンマン)会長は「最近また、企業が議論の中心に立つことが起こり国民にご心配おかけした。経済界は法より高い水準の先進規範を作り遵守する風土を作って企業の社会的信頼の回復に最善を尽くす」と話した。

  韓国貿易協会の金仁浩(キム・インホ)会長は「中小・中堅企業の輸出競争力を強化するために努力する」と話した。

  中小企業中央会の朴成澤(パク・ソンテク)会長は「大企業中心経済構造の弊害を正すために与野党と市民社会の折り合いをつけられるように休む暇なく飛び回る」という覚悟を明らかにした。

  韓国経営者総協会の朴炳元(パク・ビョンウォン)会長は「雇用の絶壁解消のために世界最長水準の勤労時間から画期的に減らしていこう」と提案した。
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