今年お世話になった方や友達への挨拶として、「あけましておめでとう!」「あけおめ!」と言ったメッセージを送りたくなるものです。しかし、SoftBankやau、docomoなど各社は『あけまして』メッセージについて、毎年自粛するように公式発表を出しています。
携帯電話各社の回線がパンク状態に
2015年の時もTCA(電気通信事業者協会)から、元日の午前0時から30分間はおめでとうコールやおめでとうメールを控えるように、プレスリリースで注意喚起されていました。
大晦日から元日にかけての午前0時頃から約30分間は、「おめでとうコール」や「おめでとうメール」が集中し、ケータイ・スマホがつながりづらくなる場合や、メールの配信遅延が発生することが予想されます。(中略)やむをえずお客さまのケータイ・スマホのご利用を一時的に制限させていただく場合があります。
大晦日から元旦にかけて一斉に「おめでとうメール」を送信することで、ソフトバンク・au・ドコモなどのキャリア回線がパンクする可能性があるようです。上記では、一時的ではあるものの、大晦日から元旦にキャリア回線(ソフトバンク・au・ドコモ等)の利用制限がかかる可能性が示唆されています。
2016年12月30日現在、まだ注意喚起などは出ていませんが、毎年恒例となっていることもあり、そろそろ各社から公表されるでしょう。
ただしここ近年では、携帯電話会社が用意するメールアドレスを利用してのやり取りは少なく、LINEやTwitterなどのSNSを利用したおめでとうメッセージのやり取りがメインとなっている方も多いのではないでしょうか。
では、ツイッター、フェイスブック、LINEなどのSNSでの「あけおめメール」や「あけおめ電話」の場合にも、送信できないなどの障害が起こるのでしょうか。
あけおめメッセージの送信は、SNSを使ってWi-Fi環境を利用しよう。
2016年もLINEやTwitterでのあけましてメッセージを送る際、携帯電話の通信網(3Gや4GまたはLTE)の状態で送ることを控えましょう。Wi-Fiに接続した状態であれば、携帯電話回線への負荷が低減されるので、通話が出来なくなったり通信が出来なくなったりという事は避けられるでしょう。
ただし、多少の遅延は発生する恐れがあるため、出来るだけWi-Fi環境が整っているところでおめでとうメッセージを送ると良いでしょう。そして、次にSNSを利用しておめでとうメッセージを送るようにしましょう。
あけおめメールが送信できない場合の対処法まとめ。
- スマホやタブレットをWi-Fiにつなぐ。(ここがミソ。)
- TwitterやFacebookなどのSNSでメッセージを送る。
- それでもダメなら、1時間ほど時間を空けて再度送る。
WiFiにつないでSNSを使うことで、キャリア回線の混雑を避けてメッセージを送ったり、電話ができるようになります。
SNSは各社毎年の経験を活かしてサーバなどの強化を行ってきました。サーバ停止しサービスが利用できないと言う事態になることが少なくなってきている印象を受けます。そこで各アプリの特徴をつかんで、おめでとうメッセージを送ってみてはどうでしょうか。
過去にもFacebookなどは初詣などの写真と合わせることで年賀状の代わりとして、投稿される人が多い傾向があると言われています。
さらに最近ではInstgramも利用者を伸ばしているため、今年は写真とコメントで年賀状の代わりにしてしまう方が増えてくるかもしれません。
年賀状とSNS、併用も1つの手。
SNSやメールで新年の挨拶をすると言う流れが、主流となり今までの手紙での年賀状はさらにその数を減らしていくことでしょう。そんな郵便局が支援する形で、ネットを使った年賀状の作成から配達サービスまで一通り請け負ってくれるサービスが開始されました。
時代にあった形で年賀状が行き交う時代になったのかも知れませんが、新年を迎える喜びを友人や知人と分かち合いたいと言う気持ちは、いつの時代でも変わらないものです。
新年早々、メッセージが送れなくてヤキモキして無駄な時間を過ごさないためにも、快適に新年のご挨拶ができる環境を整えてくださいね。
以上「大晦日〜元日の30分間は「あけおめメール・電話」送信できない可能性あり!「あけおめメール」の内容や文面だけでなく、タイミングも注意しましょう。」でした。
あなたは誰に「あけおめメール」、送りますか?