【最終更新日:2016年12月30日】
コミック90巻まで(アニメ除く) 随時更新予定
現在コミック91巻まで出ていて、連載20年を超える長寿漫画、名探偵コナン。
たくさんの事件があるけれど、その中でも「これ読んで欲しい!」という、おすすめの話を厳選してまとめてみました。
読んでいて、面白かったなと感じた事件や印象に残った事件のみ紹介します。
下記を含めるととんでもない数になるので極力除外しました。
・ストーリー上の重要な話
・黒ずくめの組織に関する話
これらはまた別記事でまとめようかと考えています。
話の内容に触れるため多少ネタバレあります、ご了承下さい。
事件名まとめるうえで、下記を参考にしました。
- おすすめ事件
- ジェットコースター殺人事件(1巻)
- 山荘包帯男殺人事件(5巻)
- カラオケボックス殺人事件(5巻)
- ピアノソナタ「月光」殺人事件(7巻)
- 6月の花嫁殺人事件(8巻)
- 小五郎の同窓会殺人事件(9巻)
- 図書館殺人事件(10巻)
- 霧天狗伝説殺人事件(11巻)
- 浪速の連続殺人事件(19巻)
- 青の古城探索事件(20~21巻)
- 二十年目の殺意 シンフォニー号連続殺人事件(23巻)
- そして人魚はいなくなった(28巻)
- 大阪“3つのK”事件(29巻)
- 集められた名探偵! 工藤新一vs.怪盗キッド(30巻)
- 大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の(31~32巻)
- 平次の思い出(50~51巻)
- 風林火山 迷宮の鎧武者/陰と雷光の決着(59巻)
- 被害者はクドウシンイチ/犬伏城 炎の魔犬(70巻)
- 毒と幻のデザイン(74~75巻)
- 服部平次と吸血鬼館(79~80巻)
- 容疑者か京極真(81巻)
- まとめ
おすすめ事件
ジェットコースター殺人事件(1巻)
やっぱりこれは外せない、全ての始まりとなる事件ですね。知らない人はいないんじゃないでしょうか?
しかし、今見ると1発目の事件なのに結構えげつない事件ですね。
(出典:名探偵コナン 1巻)
山荘包帯男殺人事件(5巻)
トリック、蘭が狙われた理由、全てを知った後に「そういうことか」と納得できる話。ただ、トリックがわかってしまうと少し気持ち悪くなる。
園子が探偵役として推理するようになったのも、この事件がきっかけですね。
カラオケボックス殺人事件(5巻)
鈴木財閥のコネでロックバンド「レックス」の打ち上げに参加することになった園子と蘭とコナン。その打ち上げで起こった殺人事件。読んだ後、とても悲しい気持ちになる事件。ただ、個人的に絶対読んで欲しい事件のひとつ。
ピアノソナタ「月光」殺人事件(7巻)
手紙が届き、依頼元の月影島に向かう小五郎・蘭・コナン。しかし依頼人は既に死んだはずの麻生圭二という人物だった。「月光」の曲とともに次々と起こる殺人事件。
コナンの探偵としての信条に関わる重大な事件。きっと探偵を続ける限り忘れることのない事件だと思う。
これも絶対に読んでほしい事件。個人的にコナンの中で一番好きな事件。
6月の花嫁殺人事件(8巻)
花嫁の父親として、警視庁の松本警視が初登場。
中学の担任の先生だった松本小百合の結婚式に参加したコナンと蘭と園子。控え室から不審な音が聞こえ見てみると花嫁である先生が倒れていた…。
少し切なくて印象に残っている事件。
小五郎の同窓会殺人事件(9巻)
小五郎の同窓会に参加するため温泉旅館に宿泊していたコナン達。その同窓会で事件は起こってしまった。小五郎が大活躍し、とにかくかっこ良かった。
図書館殺人事件(10巻)
米花図書館を訪れていた少年探偵団。そこでは館員が行方不明になっていた。違和感を感じたコナン達は図書館を調査することに。そこで見たのは、殺したのは自分だという津川館長のひとり言。少年探偵団は隠された死体を捜すことにしたが…。
館長がとにかくこわかったし、鬼ごっこみたいでドキドキハラハラする話。
霧天狗伝説殺人事件(11巻)
桜を見た帰り道に車がパンクし、道に迷った小五郎・蘭・コナンは近くの寺に泊めてもらうことに。
人を喰らう古の魔物・霧天狗が出るという山泥寺。そこで殺人事件が起こる。修行僧たちは霧天狗の仕業だというが…
とにかく発想がぶっとんでいて、「すごい」としか言えない、衝撃を受けた事件。
浪速の連続殺人事件(19巻)
服部平次に呼ばれ、大阪観光をしていた小五郎・蘭・コナン。その途中で車に死体が落ちてくる。その死体が大阪を騒がす連続殺人事件と関係があるとわかり捜査する平次とコナン。しかし2人の身に危険が迫る。
平次の幼馴染の遠山和葉が初登場。最後の平次の決め台詞がかっこ良かった。
青の古城探索事件(20~21巻)
キャンプをする予定だったが道に迷い、西洋城にたどり着いた阿笠博士と少年探偵団。城の謎を解き明かそうと調査する少年探偵団だったが、一人また一人と姿を消していく。
城の謎も気になるけど、少年探偵団はどうなってしまうのだろうと、読んでいてハラハラした事件です。
二十年目の殺意 シンフォニー号連続殺人事件(23巻)
新聞の広告を見て、小笠原イルカツアーにやってきた小五郎・蘭・コナン。そのツアーには小五郎の元上司である鮫崎島治が参加していた。そして偶然だが服部平次の姿もあった。
船には鮫崎と小五郎が追っていた4億円強盗殺人の主犯である、叶才三(かのうさいぞう)という人物も乗っている事が発覚。しかし叶は既に死んでいるはずだが…。
この事件は結構つくりこまれていて、私は謎解きを聞いても理解するまで少し時間がかかりました。でも理解力があれば、すっと入ってくると思います。
そして人魚はいなくなった(28巻)
美國島という孤島に向かうコナン達。人魚の棲む島と呼ばれるその島では年に1度の“儒艮(じゅごん)祭り”が開催されていた、そんな中で起こる殺人事件。
ただただ驚いた事件。名探偵コナンといえば、「そんな理由で殺人!?」というようなささいな動機が多いなか、この事件は動機がしっかりしている。
大阪“3つのK”事件(29巻)
3人の有名スポーツ選手の出店を記念して開かれたパーティ。平次に誘われ、そのパーティに参加したコナン達。そこには新一の好きなサッカー選手レイ・カーティスも出席していた。殺人事件の捜査をする平次とコナンだったが…。
最後のコナンの決めゼリフがかっこ良かった。
集められた名探偵! 工藤新一vs.怪盗キッド(30巻)
“神が見捨てし仔の幻影”という差出人から招待状を受け取り、黄昏の館に向かう小五郎・蘭・コナン。館に集められたのは名探偵ばかり。
かつてこの館は大富豪・烏丸蓮耶の別荘だったが40年前、ある惨劇がおこった。館の主人は、探偵達に命を懸けて隠された財宝を探して欲しいと告げる。そんな話を聞いている最中、事件は起こった。
名探偵ばかり集まると事件解決までが非常にスムーズ。宝のスケールの大きさにも圧倒される。
大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の(31~32巻)
2本立てになっており、最初の剣道の話よりも太閤秀吉の財宝に関する事件がおすすめ。読んでいて単純に面白かった事件。戦国時代の武将になりきるツアーが楽しそうだなと思って読んでました。
そして平次の父さんの迫力がすごすぎて…かっこいい!
平次の思い出(50~51巻)
平次は3年前、山形県のスキー場で起こった推理対決の話を思い出す。新一も平次もそれぞれ事件の謎をといていくのだが、平次はその相手が新一だという事に気付いていない。その思い出話を黙って聞くコナン。
正直、顔を見ていたのなら気付きそうなものだが…と思ってしまった話。
風林火山 迷宮の鎧武者/陰と雷光の決着(59巻)
息子の死の真相を調べて欲しいという依頼を受け長野を訪れた小五郎。偶然にも服部平次も別の依頼人から依頼を受け長野を訪れていた。
武田信玄の百足衆を意味する、百足を遺体の傍に残す連続殺人事件。いずれも風林火山になぞらえて殺されていく。
長野県警の大和敢助警部が初登場。動機はう~んという感じでしたが、個人的に恋の風林火山がほっこりしてツボでした。
被害者はクドウシンイチ/犬伏城 炎の魔犬(70巻)
犬伏家を訪れたコナン達。先祖が犬を燃やして殺したため、犬伏家は魔犬に祟られていると言われている。そこで起こった事件では、まるで火のついた犬が走り抜けたように火の足跡が現場に残されていた。
魔犬の呪いに見立てた事件、トリックがわかるまでは、面白い発想の事件だなと思った。
毒と幻のデザイン(74~75巻)
平次のもとに届いた死者からの手紙。手紙に入っていた鍵を持って平次の代わりに、死んだはずの依頼人の家を訪ねた和葉。そこでは、人が消えるという不可解な事件が起こる。その謎を解くために、知り合いのデザイン会社社長の家を訪ねることにしたコナン達。
デザイン会社社長宅で起きた事件だけあって、トリックも一風変わったものが多い。詳しく言ってしまうと完全なネタバレになってしまうのでふせておくが、この用語をこの事件で初めて聞いたとともに、そういう現象もあるんだなと感心してしまった。
名探偵コナンは意外と勉強になる漫画だと思った。全体的に印象的だったし面白かったので読んで欲しい事件。
服部平次と吸血鬼館(79~80巻)
遺産相続会議に参加するべく、とある洋館に向かっていた大滝警部。大滝警部の怪しい行動を見て、尾行していたコナン達。一行が向かった洋館の近くでは半年前、まるで吸血鬼に襲われたかのような遺体が見つかっていた。そしてその事件の容疑者としてあがったのが館の主人だった。彼はバンパイアのような生活を送っているという。
館で次々起こる奇妙な事件。トリックが斬新で、少しユニーク。
あと、蘭と和葉がバンパイアを怖がって、餃子作って食べすぎちゃうところはほっこりして笑ってしまった。
(出典:名探偵コナン 80巻)
容疑者か京極真(81巻)
ボウリング場に来ていたコナン・蘭・園子・世良・小五郎。そこへ園子が呼んだ京極真が現れ、勘違いから世良と一触即発。誤解を解き、皆でボウリングを楽しんでいたが、そこで事件は起こる。
まるで魔法のようなトリックで興味深い。それにしてもボウリングのボールを投げただけで、壁を壊してしまう京極さん。それに対して「いつか器物損壊罪で捕まりそうだ」というコナンの一言が面白くて笑ってしまった。
まとめ
ちゃんと厳選したつもりだったけど結構多くなってしまった…。それにしても90巻分のコミックを見返すのは大変でした。
でも楽しかったので、違うテーマでまたまとめ記事書きたいなと思いました。