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高校生の就職内定率 高水準
12月30日 19時03分
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愛知、岐阜、三重の3県で来年春に卒業予定の高校生の就職内定率は11月末時点で、愛知県が94%と、統計の公表が始まって以来、最も高くなるなど、いずれも前の年を上回る水準となっています。
各地の労働局によりますと、来年3月に卒業予定で、就職を希望している高校生のうち、11月末の時点で就職が決まっている生徒の割合は、愛知県が去年の同じ時期より0.8ポイント高い94%、岐阜県が1.5ポイント高い89.7%、三重県が0.7ポイント高い93.1%でした。
愛知県は労働局が統計の公表を始めた平成8年度以降、最も高い値となりました。
愛知県での高校生の求人は、ほとんどの業種で去年の同じ時期より増えていて、特に卸売・小売業や、建設業、それに製造業で求人数が多くなっています。
愛知労働局は「景気の回復基調に伴って、より収益を上げようと、業務を拡大する企業が求人を増やしていると考えられる。雇用情勢の改善は今後も続くと見られるが、学校とも連携して、まだ内定が決まっていない生徒への支援を続けたい」としています。
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