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高山 寒中みそぎ
12月30日 19時03分
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真冬の冷たい川の水につかって、ことし1年のけがれを落とす神事、「寒中みそぎ」が、岐阜県高山市で行われました。
高山市にある阿多由太神社の「寒中みそぎ」は、毎年12月30日に、真冬の冷たい川の水につかって1年のけがれを落とし、新年の無病息災を祈ります。
参加した氏子や応募した人たち約30人は、おはらいを受けた後、男性は下帯姿、女性は薄手の白い着物姿で近くの川岸に並び、「鳥船行事」と呼ばれる舟を漕ぐ動作をまねた儀式で体を温めました。
そして、「はらい給え、みそぎ給え」などと唱えながら、5分ほど冷たい水につかりました。
川の水は0度近くで、身を切るような冷たさに、参加者は顔や体を真っ赤にしながら身を清めていました。
参加した男性は「来年は、いい年になるように頑張りました」と、寒さに体を震わせながら話していました。
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