フジテレビ系の番組収録を行った、(左から)巨人・長嶋終身名誉監督、ソフトバンク・王球団会長、巨人・高橋監督【拡大】
30日午前8時半からフジテレビ系で「たまッチ! Presents 独占!長嶋&王が夢の共演」が、SMAPの中居正広(44)の司会で放送された。
番組では巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(80)、ソフトバンク・王貞治球団会長(76)、巨人・高橋由伸監督(41)が夢の共演を果たした。
番組冒頭、大の巨人ファンとして知られる中居は「最高のご褒美ありました」とこれから放送される座談会を振り返った。“ON”を前にしてかなり緊張していたようで、スタジオゲストとして出演していたお笑いコンビ、アンタッチャブルの山崎弘也(40)からも「珍しくリーダー(中居)も緊張感がね」とイジられる一幕も。「するよそれは。甘噛みするのよ。それをしたくないから言葉を置きにいくのよ」と、心境を吐露。それでも「楽しかったな」と振り返った。
座談会は、長嶋氏、王氏の現役時代のエピソードや、投手と野手の“二刀流”日本ハム・大谷翔平(22)について、大いに語り合った。また、2位に終わった今季の巨人について、長嶋氏が「やっぱりちょっと寂しいような残念だなという気持ちが強いよね」としつつも、「あの戦力のバランスから見てね、よくやった方だと思いますよ」と高橋監督をねぎらう場面も。高橋監督は「反省もたくさんあります」としながら「選手の時に見てた監督の大変さというのは、全然違いましたね」と一年を振り返った。
番組の最後に、中居は再び座談会を振り返り、「こんな年末にご褒美があると思いませんでした」と改めて喜んだ。そして「いつも思うんですよ。こういうすごいお仕事させてもらうと」と切り出し、「俺は長嶋さん王さん由伸監督のお話を聞けるところまで来たんだっていう喜びの反面、自分ってまだ小さいなって。改めて感じさせてくれる瞬間」と球界のレジェンドたちと現役監督の話に感激していた。