愛知県の中部空港は、年末年始を海外で過ごす人たちの出国ラッシュがは２９日がピークで、大きなバッグなどを持った家族連れなどで朝から混雑しています。
中部空港会社は、年末年始の国際線の混雑の時期を１２月２２日から年が明けた１月３日までと見込んでいて、２９日は最も多い８８００人が出国する予定です。
航空会社のカウンターには大きな旅行カバンを持った家族連れなど大勢の人が並びました。
航空会社によりますと、ことしは長期の連休が取りづらいことなどから、日本から比較的近い東南アジアなどが人気だということです。
家族でインドネシアのバリ島へ向かう愛知県春日井市の３０代の主婦は「暖かい海で泳いだり、サーフィンをしたりして、ゆっくりすごしたいです」と話していました。
友人と韓国へ向かう富山県の２０代の女性は「ドラマのロケ地に行ったり、おいしいものを食べたりして、満喫したいです」と話していました。
中部空港会社によりますと、国際線の利用は、前の同じ時期に比べて約６％少ない１８万７００人になる見通しで、帰国の混雑のピークは、年が明けた１月３日になる見通しです。