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障害者の雇用 2%以上は2県
12月29日 09時58分
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東海北陸7県の民間企業の障害者雇用率がまとまり、国が定める雇用率の2.0%を上回ったのは福井県と三重県の2県にとどまりました。
厚生労働省は民間企業に障害がある人の採用を働きかけていて毎年、都道府県別に雇用率をまとめています。
それによると、ことし6月1日現在、北陸3県は富山県が1.96%、石川県が1.88%、福井県が2.31%、そして、東海4県は岐阜県が1.95%、三重県が2.04%、愛知県が1.85%、静岡県が1.90%となっています。ほとんどの県で去年よりも雇用率は改善したものの、国が定める法定雇用率2.0%を上回ったのは福井県と三重県の2県にとどまりました。
特に愛知県は1.85%と、全国で46番目と東京都に次いで低い水準となっています。
愛知労働局は「企業への働きかけで一定の成果は出ているが、まだ不十分なところがある。平成30年には法定雇用率が現在の2%から、さらに引き上げられる見通しで、企業などに対し積極的に障害者雇用の後押しをしていきたい」としています。
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