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東山動物園 感染鳥は10羽に

12月28日 19時09分

東山動物園 感染鳥は10羽に

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名古屋市の東山動物園で、飼育していた鳥から鳥インフルエンザウイルスが相次いで検出された問題で、詳しい検査の結果、新たに絶滅危惧種のシジュウカラガン2羽からウイルスが検出されました。
検査はこれで終了し、感染が確認された鳥はあわせて10羽になりました。
名古屋市千種区の東山動物園では、12月20日までに、飼育していたコクチョウなど8羽の鳥から、高病原性のH5N6型の鳥インフルエンザウイルスが検出されています。
動物園は、このほかにも感染の疑いがある7羽の検体を鳥取大学に送って詳しい検査を依頼していましたが、28日までにその結果が明らかになり、新たに絶滅危惧種のシジュウカラガン2羽からウイルスが検出されたということです。
これで、動物園が大学に依頼していた検査はすべて終わり、感染が確認された鳥は、あわせて10羽になりました。動物園は、当面、感染の拡大を防ぐための消毒作業を続けるとともに、検査結果をもとに園内での感染経路を検証することにしています。
また、12月11日から休園している動物園の再開時期については、感染が確認されてから少なくとも21日間は防疫体制をとるとした農林水産省の指針を参考に時期を判断したいとしています。

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