２８日未明、岐阜県多治見市の国道で、車の運搬車にワゴン車が追突して車の積み降ろしの作業をしていた男性が死亡しました。
警察は酒気帯び運転で追突し、その場から逃げたとして２７歳の男をひき逃げなどの疑いで逮捕しました。男は容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは多治見市幸町の自称会社員、門間一平容疑者（２７）です。
警察によりますと、門間容疑者は、２８日午前２時４０分ごろ、多治見市光ヶ丘の国道２４８号線で、酒を飲んでワゴン車を運転して車の運搬車に追突し、積み降ろし作業をしていた静岡県磐田市の自動車運送会社の社員、松浦啓記さん（３９）を死亡させ、その場から逃げたとしてひき逃げと酒気帯び運転などの疑いが持たれています。
警察が現場に到着した際、ワゴン車の運転手がいなかったことから捜したところ、近くの路上でワゴン車のカギを持った門間容疑者を見つけ、基準を超えるアルコールが検出されるなどしたため事情を聴いていました。
調べに対し、「分かりません」と容疑を否認しているということで、警察は状況を調べています。