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正月を前に鏡餅づくり
12月28日 19時09分
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正月を前に、名古屋市の餅店では職人たちが総出で特製の鏡餅づくりに追われています。
名古屋市瑞穂区にある創業90年の老舗の餅店は鏡餅が名物として知られ、年末が1年で最も忙しい時期で、職人のほか、臨時の大学生のアルバイト20人を含む30人が総出で鏡餅作りに追われています。
店では粘りけのある宮城とやわらかい滋賀のもち米を独自に混ぜたものを材料にしていて、蒸し器で蒸し上げると餅つき機でつきます。
そして、生地が冷えて固まらないうちに、包丁で小分けすると職人たちが素手で包むようにして手早く丸めて仕上げていました。
店では年末の特売の5日間にもち米を百俵=6トンが使われるということで、訪れた人たちが次々と買い求めていました。
最近は床の間がない家も多いことから、小ぶりな鏡餅が好まれるということです。
店主の山田克哉さんは「食べる方が1年の始めにおいしい餅を味わってよい年になるようにと、願いながら作っています」と話していました。
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