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釣り人の水難事故に備え訓練
12月28日 12時30分
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年末年始を利用して、多くの人が釣りに訪れるこれからの時期に備え、三重県鈴鹿市の港で釣り人が海に転落したことを想定した救助訓練が行われました。
訓練は鈴鹿市の消防が市内の千代崎漁港で行ったもので、消防署員16人が参加しました。
訓練は釣り人が海に転落したあと海の中に沈んでしまい、それを助けようと別の釣り人が海に飛び込みましたが、救助できずに海面に浮いたまま岸壁に上がれなくなるという想定で行われました。
参加した消防署員は、まず、浮いている人に浮き輪を投げ込んだ後、はしごを降ろして救助しました。
そのあと、潜水救助隊が到着し、沈んだ人に見立てた人形を海面まで引きあげた後、クレーンにつるした担架を使って陸上まで引きあげていました。
鈴鹿市中央消防署東分署の伊藤大司署長は「溺れている人を見かけたら、助けようと飛び込むことはせずに、ペットボトルやクーラーボックスなど、浮力があるものを投げ込むなどの対処をしてほしい」と話していました。
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