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円空の仏像 2体盗まれる
12月28日 10時02分
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江戸時代、全国を旅しながら仏像を彫った円空の仏像2体が岐阜県美濃市の寺からなくなっているのが見つかり、警察が窃盗事件として捜査しています。
美濃市によりますと、25日午前8時半ごろ、鹿苑寺のお堂に掃除に来た地元の人が、中のずしの鍵が外れているのを見つけました。
ずしには江戸時代、現在の岐阜県に生まれ、全国を旅して多くの木彫りの仏像を残した円空の天部像2体が安置されていましたがなくなっていたということです。
仏像は高さ63センチと68センチの2体一組で、岐阜県の重要文化財に指定されています。
ふだんは秘仏として16年に1度、開帳され、最近では平成22年に公開された後、老朽化したお堂のとびらを修理した4年前に仏像が確認されていました。地元の人たちが2か月に一度、お堂の掃除をしていましたが、25日まで異常に気がつかなかったことです。
警察は何者かが仏像を盗み出したものと見て窃盗事件として捜査しています。
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