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不適切対応で死亡 遺族と和解

12月28日 09時37分

不適切対応で死亡 遺族と和解

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4年前、名古屋市の愛知県がんセンター中央病院で手術を受けた女性が、その後、死亡したのは病院の対応が適切でなかったことが原因だとして、女性の遺族が賠償を求めていた裁判で、病院側が1300万円を支払うことで和解が成立しました。
平成24年5月、名古屋市千種区の愛知県がんセンター中央病院で40代の女性が卵巣がんの手術を受けた後、十二指腸から出血して、4日後に亡くなり、女性の遺族は、病院が手術後に検査を行うなどの適切な対応をとらなかったことが原因だとして、病院側に賠償を求めて東京地方裁判所に訴えを起こしていました。
これについて、病院側は、27日、記者会見を開き、裁判所の勧告に従って族との間で和解が成立したことを明らかにしました。
病院側が対応が十分でなかったことを認め1300万円の和解金を支払うことや再発防止を図ることで遺族も同意したということです。
愛知県がんセンター中央病院の丹羽康正院長は「患者さんが死亡した事実を重く受け止め、ご遺族に深くお悔やみを申し上げます」と述べました。

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