ニュース詳細
収賄の元課長 懲戒免職
12月27日 19時14分
3005636251_20161227192730.mp4
名古屋市のクラブなどで接待を受けた見返りに入札の情報を建設業者に漏らしたなどとして加重収賄などの罪で起訴された三重河川国道事務所の元課長について、中部地方整備局は、27日、懲戒免職としました。
懲戒免職になったのは国土交通省三重河川国道事務所の田中春人元課長(47)です。田中元課長は津市の川に橋を架ける工事を巡って、ことし6月から8月にかけて、名古屋市のクラブなどで32万円余りの接待を受けた見返りに、愛知県半田市の建設業者側に入札情報を漏らしたなどとして、加重収賄などの罪で起訴されました。
田中元課長は12月20日の初公判で起訴された内容を認め、中部地方整備局は「職務上の義務に違反し公務員としてふさわしくない」として、27日、懲戒免職にしました。
これについて中部地方整備局の塚原浩一局長は「国土交通行政への信頼を裏切るもので改めておわびします。強い危機感を持って再発防止に取り組みます」とコメントしています。
東海のニュース
新着ニュース