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名古屋競馬場移転準備本格化へ

12月27日 10時01分

名古屋競馬場移転準備本格化へ

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名古屋市にある名古屋競馬場について、愛知県弥富市への移転を検討している県や市などは、移転後も20年間は黒字を確保できるという試算をまとめ、来年度以降、本格的な準備を進めることになりました。
名古屋市港区にある名古屋競馬場はメインスタンドが建設から60年あまりがたつなど、施設の多くが老朽化し、運営にあたっている愛知県や名古屋市などは弥富市にある競走馬のトレーニング施設に移転することが可能か、調査を進めてきました。
このほどまとまった中間報告によりますと、平成34年度に移転が実現した場合、その後の少なくとも20年間はナイターのレースの導入で馬券の売り上げが好調に推移することが見込まれることなどから営業利益で黒字を確保できるとしています。
また、現在の競馬場の解体や新しい施設整備などにかかる費用は、約94億円と見込んでいますが、トレーニング施設の余った土地を売却することなどで賄えるとしています。
県などは、今年度中に移転の方針を正式に決め、来年度以降、本格的な準備を進める方針です。
一方、名古屋競馬場の跡地は10年後に開かれるアジア大会の選手村として活用することが検討されています。

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