正月をまえに岐阜県大垣市では独り暮らしのお年寄りの自宅を高校生たちが訪問し、年末の大掃除の手伝いをしました。
これは大垣市の社会福祉協議会が冬休み中の高校生に呼びかけて毎年行っています。
２６日は市内６つの高校から集まった約５０人が参加し、このうち、８０歳になる大倉宥子さんの家には高校２年生の男子生徒３人が訪れました。
生徒たちはスプレー型の洗剤とぞうきんを使って窓ガラスや玄関のガラスなどを拭きぴかぴかにしました。
大倉さんはひざが悪いため、しゃがんだり、脚立に乗ったりすることが難しくこの１年、窓ふきはできなかったということでくっきりと外が見えるようになった窓ガラスを喜んでいました。
大倉さんは「足が痛くて全然掃除が出来ないので本当に助かりますしありがたいです」と話していました。
掃除の手伝いをした高校２年の長尾一真さんは「おばあさんに喜んでもらえてよかったです。また機会があればぜひ参加したいです」と話していました。