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歌会始に岐阜各務原の81歳男性

12月26日 09時41分

歌会始に岐阜各務原の81歳男性

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新春に皇居で行われる「歌会始」の入選者10人が決まり、東海3県からは、岐阜県各務原市の81歳の男性が選ばれました。
今回の「歌会始」のお題は「野」で、全国と海外の合わせて2万首あまりの短歌が寄せられ、10人が入選しました。
このうち東海3県からは入選者の中で最高齢となる岐阜県各務原市の元警察官、政井繁之さん(81歳)が選ばれました。
政井さんは岐阜県警察本部でおもに山岳警備隊で活動し、現役だった約25年前から知人のすすめで短歌を始めたということです。
「歌会始」には3度目の応募となる今回、初めて入選しました。
作品は政井さんのふるさと、現在の岐阜県飛騨市にあたる河合村の冬の情景を詠んだもので、それぞれの家庭で和紙を作る原料の「こうぞ」を白くするために吹雪にさらすようすを表現しています。
政井さんは「本当に夢のような話です。ふるさとを思い出して懐かしい気持ちで詠みました。歌は私にとって友達のようなもので、これからも自然の歌を詠んでいきたい」と話しています。
政井さんなど入選者の作品は1月13日に皇居宮殿で開かれる「歌会始」で天皇皇后両陛下や皇族方の歌とともに披露されることになっています。

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