東京の築地市場 ことし最後の営業
東京・豊洲市場への移転が延期された築地市場は、30日、年内最後の営業日となり、市場関係者は、移転の先行きへの不安などを抱えながら仕事に追われていました。
東京・築地市場は、ことし11月に予定されていた江東区の豊洲市場への移転が延期され、直後に発覚した盛り土の問題で具体的な移転の時期は決まっていません。
こうした中、築地市場は、30日、ことし最後の営業日となり、早朝から年末年始用の生鮮食材を買い求める多くの人でにぎわいました。
市場関係者の中には、豊洲市場に新たに設備を設けたり従業員を雇ったりしたことで経営に影響を受けている業者も多く、移転の先行きへの不安などを抱えながら年内最後の仕事に追われていました。
水産物仲卸業者の社長は「ことしも例年と同じようにたくさんのお客さんが来てくれたのでありがたい。築地か豊洲か、はっきりしていないのは不安だが、前を向いて商売ができるように早く結論を出してもらいたい」と話していました。
移転をめぐって、小池知事は早ければ来年冬に移転の環境が整うという方向性を示しているほか、都は来月上旬にも市場関係者への補償の枠組みを決める方針です。築地市場では、来月5日、恒例の初セリが行われる予定です。
こうした中、築地市場は、30日、ことし最後の営業日となり、早朝から年末年始用の生鮮食材を買い求める多くの人でにぎわいました。
市場関係者の中には、豊洲市場に新たに設備を設けたり従業員を雇ったりしたことで経営に影響を受けている業者も多く、移転の先行きへの不安などを抱えながら年内最後の仕事に追われていました。
水産物仲卸業者の社長は「ことしも例年と同じようにたくさんのお客さんが来てくれたのでありがたい。築地か豊洲か、はっきりしていないのは不安だが、前を向いて商売ができるように早く結論を出してもらいたい」と話していました。
移転をめぐって、小池知事は早ければ来年冬に移転の環境が整うという方向性を示しているほか、都は来月上旬にも市場関係者への補償の枠組みを決める方針です。築地市場では、来月5日、恒例の初セリが行われる予定です。