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知らないうちに自分に自信をつけさせる方法が科学者によって考案された。
”デコーデッド・ニューロフィードバック”と呼ばれるこの手法は、自信にみなぎっている状態にある脳活動を利用したものだ。いわゆる飴と鞭を使った強化方法となる。
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自信を感じたらちょっとしたご褒美
脳に強い自信を示すパターンが検出されたら、その人にちょっとしたご褒美を与えところ、関連する作業を行うにあたっての自信を強化することに成功した。反対に自信がない状態で褒美を与えれると、自信を弱めさせることもできるという。
京都の国際電気通信基礎技術研究所とカリフォルニア大学心理学科が共同で実施した本研究では、17名の被験者にfMRIを使用し、脳の血流内の酸素濃度の変化を測定。その間、被験者に単純な課題を与えるとともに、自信のレベルが測定された。
その課題とは、複数の動くドットを見て、大方の流れが右なのか、それとも左なのか答えるというものだ。論文の著者の一人であるHakwan Lau (劉克頑)博士は、「巧みに調整することで、そう簡単には正解できないようにしてあります……そして毎回、正解する自信についてたずねました」と話す。
たった10円程度の報酬で自信がついたり失われたり
脳に自信が大きいことを示すパターンが検出された場合、被験者には最大10セント(約11円)が与えらえ、これを400回繰り返した。こうして自信たっぷりな状態と報酬を関連づけることで、自信を深めさせることができた。
しかし反対にも効果を発揮し、脳の活動パターンが自信がないことを示す状態で報酬を与えた場合は、自信を低下させることができた。
「研究では、きちんとした精神物理学によって自信を定量的に測定しているため、単なる気分の変化や報告の仕方による違いでないことは間違いありません」と劉克頑博士は説明する。こうした自信は、正解率に変化がなくても変動するものなのだそうだ。
恐怖の記憶を消すことも
なお同研究チームで別の研究を率いた小泉愛博士は、デコーデッド・ニューロフィードバックを利用して恐怖の記憶を無意識に消してしまう方法を発見している。
今後研究者は、今回の発見を基に新しい心理的・精神的な治療法の開発を試みるという。
via:Scientists have found a way to tap into brain activity to boost self-esteem/ translated hiroching / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
仕事中「なにやってんだ! バカヤロー、グズ!ノロマ!お前なんか辞めちまえ!!」 →自信無くす→ 仕事後「さっきは悪かったな。助かったよ、これで飯でも食べて帰りな(金を渡す)」→報酬GETで、自信無いのが刻まれる。
がブラック洗脳に有効なのはそういうことか・・・。
2. 匿名処理班
「自分へのご褒美」って結構効くんだよなあ
3. 匿名処理班
今度は自信があるんだ。信じてくれスカリー
4. 匿名処理班
そりゃあ実験じゃ報酬もらえるけど現実じゃ誰も褒めないし、報酬だって今までと変わらんだろ
5.
6. 匿名処理班
全ての行動に自信が持てないので駄目みたいですね(諦観)
7. 匿名処理班
自分へのご褒美、、、のイメージがない場合は