「備えておきたい防災グッズ」
Q1外で持ち歩く防災グッズは?
東日本大震災の時、あなたはどこにいましたか?職場や店など、自宅以外にいた人も多かったですよね。
家に非常袋はあっても外では無防備では不安です。外出時、ふだんから何を持ち歩けばいいのでしょうか?
▲2月24日OA首都圏スペシャルより
「首都圏スペシャル〜都市に生きる覚悟〜」より、
明治大学大学院特任教授 中林一樹さんに教えてもらいました。
- 日本手ぬぐい2枚
-
包帯や三角巾の代わりになるよ!
- ポケットティッシュ3個
-
さまざまな用途に役立つよ
- スーパーのレジ袋
-
ゴミ袋になるし、トイレの代わりにもなる
- ウェットティッシュ
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水がない時に役立つ
- 懐中電灯
-
小さいミニライトタイプがいいわ
- 簡易トイレ
-
持ち運びやすいものが便利だよ
- ポンチョ
-
雨が降ってもぬれないように
- サバイバルシート
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火事の時など、熱を避けられる
- ペットボトル飲料
-
飲み切っても容器をすぐには捨てずに持っていよう
- 携帯電話充電器
-
携帯電話のバッテリーをもう一個用意しておいてもいいよ
▲コンパクトにまとめられた様
中林さんは、かばんの底にクッション代わりに入れているそうですよ。
Q2自宅の非常袋には、何を備えたらいいの?
自宅の非常袋には何を備えたらいいかも知っておきたいですね。
ことし6月13日放送の「あさイチ」が非常袋を大研究しました。どんな中身なのでしょうか?
基本的な非常袋の中身
- 水
- 非常食
- ラジオ
- 筆記用具
- ライト
- 電池
- 携帯充電器
- 救急用品
- マスク
- 革手袋
- 万能ナイフ
- ホイッスル
- ゴーグル
- 常備薬
- ウェットティッシュ
- 携帯トイレ
- 大人用おむつ
- 口腔(こうくう)ケア用品
- めがねやコンタクトなど
便利!トリプル使い
- ポリ袋
- タオル
- 新聞紙
- ハンカチ、手ぬぐい
- ふろしき
- ラップ
- 粘着テープ
- ポンチョ
実際、ポリ袋は、寒さをしのいだり、配給された水を汚さず運んだり、雨具としても使えて、災害時に役立ったそうです。タオルも、防寒や止血など、様々な役割を担ってくれました。
「あさイチ」ゲストの危機管理アドバイザー国崎信江さんも、例えば新聞紙なら、腹巻きの代わりに体に巻いて防寒にしたり、家にあるくつばことレジ袋と新聞紙を使って「簡易トイレ」を作ったり、多用途に使えると話しています。
“ダブルトリプル使いグッズ”と銘打ったものです。
ひとつのものでいくつも応用が効いて役立った、との東日本大震災の被災者の声が多かった、日用品です。
▲ポリ袋に穴を開けて袋をかぶって寒さをしのいだ
▲けがの止血にも使った
▲くつばこ、レジ袋、新聞紙で「簡易トイレ」ができる
ひと
こと防災グッズチェックリスト
「いつも携帯するもの」「非常袋にそろえるもの」「自宅に備蓄するもの」とケースごとに防災グッズをチェックできるリストを用意するといいわよ。
兵庫県の「人と防災未来センター」が作っているチェックリストを紹介するわ。
災害が起きた時の避難場所を書くスペースや、家族の連絡先を記入する欄もあり、折りたたんで持ち歩けるようになっていて、役立つよ。
防災グッズチェックリスト
■ほかにも備える