東京株式市場 ことし最後の取り引き 一時1万9000円割れ
ことし最後の取り引きとなる30日の東京株式市場は、当面の利益を確保しようと多くの銘柄に売り注文が出て、日経平均株価は一時、取り引き時間中としておよそ3週間ぶりに1万9000円を割り込みました。
市場関係者は「取り引き材料が乏しく積極的な取り引きが控えられる中、当面の利益を確保しようという売り注文が広がっている。日経平均株価はきのう250円以上値下がりし、いわゆるトランプ相場が始まって以来、最大の下げ幅となっており、投資家はきょうの終値が去年の年末の終値を上回るのかどうかに注目している」と話しています。