慰安婦合意「維持望む」=韓国首相

時事通信 / 2016年12月29日 21時6分

 【ソウル時事】韓国の朴槿恵大統領の代行を務める黄教安首相は29日、韓国の記者団に対し、昨年末に交わされた慰安婦をめぐる日韓合意について「国家間の協議を経て決定された。維持されるのが望ましい」と語った。聯合ニュースが伝えた。

 日韓合意をめぐっては、韓国野党から見直しを求める声が強まっている。だが、黄首相は「再交渉を求めても日本が応じないだろう」と見直しの可能性を否定。「すべての国民が願う合意になるのが一番だが、相手がいることで容易ではない」と指摘し、「さらに良い合意とは、どんなものか」と問い返す場面もあったという。 

[時事通信社]

jiji

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