・ロシアとトルコのシリア全土停戦イニシアティブについては昨日お伝えしましたが、hurryiet net は、トルコ外相が、本件に関する合意は近いと言ったと報じています。
・他方al jazeera net はトルコからの情報として、トルコ外相によれば、問題は停戦と政治的解決の両面があるが、ロシアとトルコは停戦についての合意をまとめたと語った由。
それによると、停戦はシリア全土に及ぶが、例外が2つあり、一つはロシアがダマス近郊のゴータを例外地域とすることに固執していること、もう一つは過激派を排除することで、ISの他ファタハ・シャム戦線が対象となる由。
トルコでは、反政府軍各組織とロシアとの接触が始まったが、反政府軍は、ゴータ地域を例外とすることは絶対反対で、これは裏切りであるとしている由
他方ファタハシャム戦線との関係では、既に多くの反政府軍組織が彼らから距離を置き始めている由。
他方、政治的解決問題については、トルコ外相はアサドの入った平和的解決はあり得ないと繰り返しており、今のところ先が見えていない模様。
但し、トルコ外相は停戦と政治的解決問題は、それぞれ独立で扱うことは可能としている由。
・また両国のイニシアティブについて、国際的なお墨付きをとるべく、ラブロフ外相が国連シリア特別代表に連絡した由。
国連の立場については報道はないが、反政府軍幹部の中には、いかなる国際的合意も国連の傘下である必要があるとしているものもいる由。
http://www.hurriyetdailynews.com/cease-fire-solution-in-syria-close-turkish-fm.aspx?pageID=238&nID=107837&NewsCatID=352
http://www.alquds.co.uk/?p=651606
まだはっきりしたことは分かりませんが、ロシア・トルコの動きについて、昨日よりは少しは姿が見えてきたように思います。
それにしても、パレスチナへの入植を巡る米国内の無用な大騒ぎと引き比べ、ロシアは中東において、着々と実質的な手を打っているようで、NATO加盟国のトルコがますます歩調を合わせているように見えるのは、トランプのNATO嫌いと合わせて、何やら気持ちの悪いところです。
・他方al jazeera net はトルコからの情報として、トルコ外相によれば、問題は停戦と政治的解決の両面があるが、ロシアとトルコは停戦についての合意をまとめたと語った由。
それによると、停戦はシリア全土に及ぶが、例外が2つあり、一つはロシアがダマス近郊のゴータを例外地域とすることに固執していること、もう一つは過激派を排除することで、ISの他ファタハ・シャム戦線が対象となる由。
トルコでは、反政府軍各組織とロシアとの接触が始まったが、反政府軍は、ゴータ地域を例外とすることは絶対反対で、これは裏切りであるとしている由
他方ファタハシャム戦線との関係では、既に多くの反政府軍組織が彼らから距離を置き始めている由。
他方、政治的解決問題については、トルコ外相はアサドの入った平和的解決はあり得ないと繰り返しており、今のところ先が見えていない模様。
但し、トルコ外相は停戦と政治的解決問題は、それぞれ独立で扱うことは可能としている由。
・また両国のイニシアティブについて、国際的なお墨付きをとるべく、ラブロフ外相が国連シリア特別代表に連絡した由。
国連の立場については報道はないが、反政府軍幹部の中には、いかなる国際的合意も国連の傘下である必要があるとしているものもいる由。
http://www.hurriyetdailynews.com/cease-fire-solution-in-syria-close-turkish-fm.aspx?pageID=238&nID=107837&NewsCatID=352
http://www.alquds.co.uk/?p=651606
まだはっきりしたことは分かりませんが、ロシア・トルコの動きについて、昨日よりは少しは姿が見えてきたように思います。
それにしても、パレスチナへの入植を巡る米国内の無用な大騒ぎと引き比べ、ロシアは中東において、着々と実質的な手を打っているようで、NATO加盟国のトルコがますます歩調を合わせているように見えるのは、トランプのNATO嫌いと合わせて、何やら気持ちの悪いところです。