126 だから2年目や言うとるやんか
きょう、デモンストレーションがあった。それはいい。
問題は講評の時だ。
主任の先生がデモストできた芸大生に生徒のキャリアを紹介するのだが、何故か俺だけ毎回間違えていて、「二浪」として紹介される。
ものすごいイラッとくる。ふざけんな、と思ってしまう。
いや、気にしているのは俺だけなのはわかっているし、しょうもないことだ。小さなこと、些細なことだ。
なのになぜだか妙にイラッとくる。
たぶん、疲れてるのだろうと思う。
初期のころはちゃんとこちらが話していた通り、2年目として扱われていた。実際、僕のキャリアは今年4月時点で、合計で考えれば昼間部でちょうど1年過ごしたか1年ちょっとくらいの枚数だと思われるので、いま「高2の後半から始めた一浪」くらいだろう。
なのに。
何故だか一学期のいつの頃からか、先生の中で僕は二浪になっていったようだ。
最初のデモストの時に二浪として言われて、こちらが面談で改めて話して、二回目のデモストの時はちゃんと一浪として言ってくれてたんだけどな……。
なんで二浪扱いになっているのだろう? 一浪と二浪じゃ、全然違うやん。
確かに受けた回数だけで言えば二浪になってしまうが、最初受けたのは完全に初心者レベルのまま体験として受けただけだったので、キャリア枚数としては二浪には明らかに届いていない。
だから体験で受けたことを僕は先生には話していないし、ちゃんとキャリア的には一浪であることを説明していた。
わざとハードルあげてるのか?
おそらくは単純にこちらに全く興味がないだけで、わざわざバカにしているわけではないと思うのだけれど……。
でも俺だけ間違えてるんだよな。嫌味なのかな。
それやったら高1くらいから絵を描いている一浪は二浪として紹介せえよとか思っちゃうよ。
あー……。
むしろなんで俺、こんなことでイラッときてるんやろな。なんでなんやろう。受験のこの時期だからやろうな。
流せないとアカンよね。
まあ今の予備校で起こることはもうなんでもええわ。もうええ。あとちょっとの辛抱。
辛抱って言い方もおかしい気もするけど。とても素晴らしい、2年目の自分にとって理想的な予備校だった。
でも冬期講習から行動を開始する。覚悟は既に完了している。さよならよろしく、や。
人生はその繰り返し。どこにも何も残らない、残せない。
どうせどこ行っても独りなんや。
他人は興味ない人間にはとことん冷たくなれる。ヒソヒソ好き勝手言う。負けたらアカン。
人生はホンマに戦いなんや、とよくわかった。弱いやつは淘汰されていくだけ。強くなるしかないのだ。選ぶ側になるしか。
うまくなって絶対に見返してやる。
着彩に関してはただの努力不足、研究不足。それがきょうのデモストでよくわかった。
自分の拙い作品はほったらかして、デモストをずっと見ていた。そしてそれは正解だったと思う。
すぐに効果が出るわけはないが、後に繋がる6時間だったと感じたし、もがいて後の実力向上に繋げたい。
下書きは持って帰ってきたので、家で思い返しながら描いてみようと思います。
着彩うまくなったらすべてがハイになる。
うまくなりたい。頑張る。
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