1. Qiita
  2. 投稿
  3. 就活

HAL ゲーム制作学科で就職作品を作る上で大事な事

  • 3
    いいね
  • 0
    コメント
 初めてQiitaに記事載せるんで、不備があればお申し付け下さい…><

  注意:この記事は書きかけです!
     一応現時点でも良い情報はあるはず!
    分割して書いていくので少々お待ちを…><
    【2016/12/29モチベーションを上げるには?を更新】

自己紹介

初めての人は初めまして、知ってる人はいつものまんてらですよ。

  • どんな人? --- 可愛いもの大好きでヒゲの長身の変なオッサン
  • 所属は? --- Twitter見たら大体わかるよ( Twitter@manntera )
  • 何やってんの? --- DirectX11でシェーダー書いてる。けど最近上手く行かなくて悩んでる。
  • 他に何活動してんの? --- ニコ生でライブコーディングしてたり( コミュニティはコチラ )
    最近は忙しくて全然やってないけど2月くらいから再開するかも。
  • 目標は? --- キャラクターに夢中になれるゲームを作る事!

前書き

正直私の就職活動は不利だった。
でもある事さえブレさせなければ就活はチョロい!
そのある事を徹底解説していくよ。

ちなみに私は何が不利だったかと言うと…

★HALに入るまでは、農業/植物バイオの勉強してた。

  ワードとパワポしか使えない。
  当然プログラムも書けない。

★HALに入るまでは、相当偏ったメディア作品しかやってこなかった

  カービィのエアライド、クラッシュバンディクー、スマブラ、ドラクエ、
  FF、マリオ系列、ロックマン etcetc…
  を全てやった事が無い!
  (むしろ何をやってきたんだってのはまた別のお話…)

★1年生~2年生前期まではサボり倒していた!

  何をトチ狂ったのかプランナー行くし授業レベルで大丈夫やろーーーwwwwとか考えてた
  結局プログラマ行ったけどね

★夏休み過ぎまで何を作るとかの目標が無かった

  大して技術力がある訳でもないし、
  同じクラスの上位陣とか見ると追いつける気もしない…
  どんな技術力を以てアピールすれば良いかわかんねぇ…

★資格を何一つ持っていない

  当然の如く基本情報も無い。
  あるのは農業とバイオ技術者の資格くらい。
  クイズとか問題とかの類いは集中力が持たない…

まぁ、そんなこんなな私でしたが今では誰にでもドヤ顔出来る様な所に就職出来ました・w・b
私の就活の過程で知った色々な知識をここで伝えたいと思います!

HALにおける就職活動の流れとは?

時期別にやる事と私のやってきた事をまとめていくよ。

【三年生前期】

 [やっておくべき事]
  ・チーム制作に本気を出す
    CESAのゲーム大賞に出品する作品制作で大忙しの時期。
    ここで積極的にチーム活動をしていく事で、就活の大きなアピールになる。
    ここでプロジェクトが炎上してるとしてる程良い。
    メンバーの失踪とか、プログラムを書ける人が一人しか居ないとか、
    どう作ってもクソゲーにしかならないとか、チームメンバーが入院したとか、
    上記は稀によくあるケースだが体験しておくと企業から重宝される。
  ・基本情報技術者試験を取れるなら取る
    受かれるのであればちゃんと勉強して受かろう。
    ゲーム企業以外の選択肢が無い場合は正直流して良い。
    ゲーム企業で資格を重視している所は少ない。
    ただし、ITを視野に入れてる人は絶対取っておこう。
    資格が無いと受験すらさせてくれない企業が多いらしい。
 [まんてらの場合]
  ・チーム制作
    この頃のゲーム大賞制作は2年生後期から始まっていた。
    その時に作ったゲームを2年生のHEWで出展する。
    HEW出展後あたりに発表されるゲーム大賞のテーマを見てから
    ちょっと改良して出す感じの流れだった。
    でも、ゲーム大賞2016のテーマが、その時作っていたゲームに組み込めなさそうな物だった為、
    私は意気消沈してチームをなぁなぁにして別の勉強をしていた。
    正直今になって後悔してるので、皆は逃げずに頑張ろう!
  ・基本情報技術者試験
    捨 て た

【三年生夏休み中】

 [やっておくべき事]
  どんな就職作品を作るかを決めよう
  作る作品の決め方は後述
  三年生の夏休みは割と時間があるので、
  この間に作製に必要な技術を集めておこう。
 [まんてらの場合]
  HALののヨーロッパツアーに参加してた。
  白人ロリや黒人ロリ等の良さを理解出来た。
  写真と直じゃ全然違うね。
  字面だけだとどうでも良さそうに見えるが、
  なんとこれが就活に大きな影響を与える。
  他にも本を購入したり著名人の講演に行ったりして手当たり次第に技術を勉強していった。

【三年生9月】

 [やっておくべき事]
  ・インターン審査
    特に特定インターンに行く人は要注意!!!
    特定インターンとは、なんかすっごい会社に行けるインターンである。
    しかし、特定インターンには面接と作品審査があり、
    それを通過する為の作品を作っておかなければいけない。
    又、普通にインターンに行く人もその時出来ている作品のレベルを教官が見て、
    能力に見合った会社に割り振られる。
    その為最低限、今後何をやりたい作品なのかわかるレベルの就職作品を作る。
 [まんてらの場合]
  ・やりたい事探し
    夏休み中に色々な技術を調べては実践していたが、どれもいまいちパッとせず。
    このままでは埒が明かないと判断し、何かしら参考になる物が無いかと暫くゲーセンに通っていた。
    そんなある日、私は重要な事に気が付いてしまったのである…
    これが人生の転機になり、就活の方向性を大きく変えたのである。
    詳しくは後述…

【三年生10月】

 [やっておくべき事]
  ・インターンに全力出せ!インターン中は時間が無くて作業が出来ないから諦めろ!
    例え意にそぐわない所に配属されたとしても、
    君が今居る場所は企業だ!何か絶対に勉強出来る事がある!
 [まんてらの場合]
   私の場合は、ちょっと、まぁ、色々、うん、あって、うん。
   詳しくは言えないけどちゃんと現実の厳しさを学んできたよ…・w・
   (すまん!インターンについては全くアドバイス出来ないんだ!><)

【三年生11月~12月】

 [やっておくべき事]
  ・就職作品を作り込め!!
    インターンの山場も乗り越えようやく就職作品に集中できる時期だぞ!
  ・就職プレゼンに本気を出せ!
    就職プレゼンとは、数多くの企業が学校に押し寄せて来るイベントだ!
    この時、企業に良いアピールが出来ると企業からオファーが貰え就職活動が格段に有利になるぞ!
    面接スキップもザラに出て来るのでこのイベントには絶対に参加しよう!
    何より実際にゲームを作っている人から色々ぶっちゃけた話を聞けるので、
    今後企業がどういう人材を求めているのかが良くわかる!
    なお、この就職プレゼンの本番は2月の上旬にあるのだが、
    何故ここから本気を出す必要があるのかと言うと、
    12月中旬に就職プレゼン審査会があり、
    その時に就職プレゼンに参加出来るかどうかが決まってしまうのだ!
    就職プレゼンをどう乗り切れば良いのかは後述。
 [まんてらの場合]
    11月入った頃はこんな感じなのが
    就職プレゼン審査会の時にはこうなった

【三年生1月】

 [やっておくべき事]
  ・就職プレゼンの本格的な準備
    いいか?作品の納期は冬休み終了までだ!!!
    冬休みが終わってからは就職プレゼンの準備に徹しよう!
    というのも、企業の人はHAL大阪・東京・名古屋の数百の作品
    を見て行くので、全部見て回る人は居ないのだ!
    目立つ装飾や、短時間で自分の魅力を伝えれる様な工夫をしていこう!
    それと並行して、作品の細かい部分の修正や特にバグの修正をしていこう。
    詳しくは後述。
 [まんてらの場合]
  プレゼンボードや名刺(学校指定)、ポートフォリオ、POPの作成に力を入れた。
  ゲームの見た目を良くする為にゲームのUIを改良したりした。

【三年生2月上旬】

 [やっておくべき事]
  ・就職プレゼン本番!
    恐らく各自が想定している以上の人が来るだろう。
    この時に全力でアピールして、名刺をどんどん渡して行こう!
    企業は学校指定の名刺に書かれている連絡先から
    学校へオファーを出すので、必ず渡す事!
    又、時々企業からの名刺も沢山貰えるぞ!
    名刺をくれた人の中で更に雑談とかが弾んだ人が居たりしたら、
    例えその企業を受けなかったとしても個人的に仲良くなれるチャンスかも!?
    色々な技術を教えてもらおう!
 [まんてらの場合]
    後述。

【三年生2月中旬~内定まで】

 [やっておくべき事]
  ・学内説明会
    とりあえずゲーム系企業だったら全部参加しろ
    興味のない企業でもとりあえず、ゲーム系なら全部参加しろ。
    流石に説明会が被ってたり面接があったりとかは仕方ないけど、
    とにかく全部参加しろ。
    特に就職プレゼンでオファーを受けた会社には絶対に行け!!!
    そして、気に入った会社は全て採用試験を受けろ
    詳しくは後述
  ・企業からのオファー
    就職プレゼンでオファーを受けた会社は全て採用試験を受けろ
    というのも、学内説明会の場合は企業との考え方が
    マッチしない部分が多い場合はサラサラ行く気は無いだろうが、
    オファーを受けたと言う事は君のプレゼンを見て
    自社と考え方が合うと判断されたんだ!
    君が例えオファーを出した企業に興味が無かったとしても
    君がその企業の本当の中身を知らないだけの可能性が高い。
    その上、面接を免除してもらったり、
    交通費を出してくれたり等々、絶好の待遇を受けるのだ!
  ・採用試験
    この頃から採用試験を受けに行く事になる。
    一週間に2,3回以上のペースで受けに行こう。
    それ以下のペースであればもっと説明会に参加したり、
    自分で受けに行く等して行こう。
    ここで大事なのは、採用試験に行く目的として、
    会社に入りに行く事は当然、情報を集める為に行く
    と言うスタンスを絶対に崩してはいけない。
    どのような情報を集めれば良いかは後述する。
    後、ゲーム会社は大体は東京なので、
    この時期になるまでにバイトするなり親のスネを
    かじるなりして、軍資金を溜めておこう!
    目安は大体30万円かな。
 [まんてらの場合]
  ・オファーを受けた会社は全て行き、
   企業説明会で気に入った企業へは逆質問をし、
   それで気に入った企業には必ず採用試験を受けに行った。
   東京には確か7回くらい行ったはず…ご参考に。

HALで就職活動を成功させる為には?

 さてさて、ようやく本題ですよ~

【ゲーム企業の就職活動で一番重要な事】

  自分がゲーム業界に入って何をしたいかをしっかり持つ事
  面接では6~7割以上これに関する事が聞かれるんだ。
  技術力のあるなしに関わらず、ここさえしっかりと証明させかつ、
  その内容が企業とマッチすればほぼほぼ内定を貰えるはず。
  どっかの授業で習う、部屋に入る時ノックの回数が
  どうだ敬語の使い方がどうだお辞儀の角度が
  なんやかんやとかを重要視する企業はほぼない。
  私の場合は、『キャラクターに夢中になれるゲームを作る事』。

【何故就職作品を作る必要があるの?】

  自分のやりたい事を証明する為!
  
  例えば、面接で
  面接官「この会社に入って何やりたいん?」
  受験者「キャラクターに夢中になれるゲームを作りたいんです!」
  面接官「口だけじゃないとこ証明して?」
  受験者「あうあう(´・ω・`)」
  
  なんて事にならない様にする為に作るのだ!
  もしちゃんと就職作品を作っていれば、
 
   ~略~
  面接官「口だけじゃないとこ証明して?」
  受験者「キャラクターに夢中になれるゲーム
      作りたすぎてもう作っちゃいました!!!^^^^^^」
  
  はい、これでQEDですね。
  もう、作りたくて作りたくて仕方なかったんですよ!><
  だからこんなん作っちゃいました!!!
  これで十分自分のやりたい事の証明になります。
  だから作るんです!!!

【就職作品のアピールポイントについて】

  就職作品の内容も大切ですが、アピール(セールス)ポイントが
  しっかり書けて無いとどれだけ良い作品を作っても
  見向きもされません!
  以前、就職作品プレゼン審査会で後輩の作品を実際に見る事が
  あったのですが、こんなアピールポイントを書いてる人が多かったです。

  「AI技術!」
  「DirectX11を使ってます!」
  「シェーダー極めてます!」
  「ネットワーク出来ます!」
  「オブジェクトを動的生成出来る所です!」

  ぜーーーーーーーんぶ論外!!!!!
  クソの何にも役に立たないアピールポイント!

  では、どんなアピールポイントが重要なのか!?

  それは・・・

   『自分のやりたい事』を実現する為には
   『こういう技術を使いました!』

  これです!これが重要なのです!
  自分のやりたい事が重要ってのはさっき話した通りで、
  アピールすべき所はそれを実現する為にどんな技術を
  使えば良いのかを理解している所にあります!
  上記の例に出したアピールポイントだと
  ただ単に技術を使っただけで何の為に存在する技術かを
  理解せずに使っているパターンです。

  我々はゲームを作る為のプログラマーです。
  ただ単に技術だけを扱えるプログラマーは
  不要なのです!
  後、今どれだけ高度な技術を使っていても、
  今君が知っている高度技術は数年後にはゴミ屑でしかありません。
  ゲーム業界は非常に早いスピードで技術が革新されていきます。
  今君がこの技術出来ますよ!!^^ってアピールするのは、
  「今はそれで生きていけるけど、数年後には無能なんだなー」
  って事になってしまいます。
  では、企業は何を欲しているかと言うと、
  ゲームを作れるプログラマーです!!
  つまりどういう事かと言うと、
  このゲームを作るには、こういう技術が必要だから
  こういう技術を投入しよう!

  と考えれる人です。
  なので、さっきの例を置き換えると…

  「AI技術!」
    →モンハンみたいな緊張感のあるアクションゲームを
     作る為には、モンスターのAIを作る必要があると判断
     したので、AI分野を頑張ってみました!
  「DirectX11を使ってます!」
    →ド派手な演出をパーティクルで表現する為には、
     DirectX11に搭載されている、GPGPUとジオメトリシェーダ
     を用いたポイントスプライトを必要とした為、
     DirectX11でゲームを作ってみました!
  「シェーダー極めてます!」
    →可愛いキャラクターを作り出したい為、
     トゥーンシェーダー実装してみました!
  「ネットワーク出来ます!」
    →友達同士でワイワイ楽しめるゲームを作って
     みたかったので、ネットワークを実装しました!
  「オブジェクトを動的生成出来る所です!」
    →マイクラやドラクエビルダーズみたいなゲームを
     作ってみたかったので、動的生成を実装しました!

  こういうアピールポイントが欲しいんですよ!!!
  わかりますか!?!?
  例えば、「シェーダー極めてます!」の人の場合、
  「色々な見た目を拘りたいからとにかく色々なシェーダーを
  実装してます!」って感じで色々なパターンの
  技術デモを作っている人は、「じゃあそのシェーダーを
  適材適所で作れるの?」って感じになってしまいますので、
  「このシェーダーは、こういう時にこう使うと格好良く
  見えるんですよ!」こんなシェーダーを使うとどういう
  時に役に立つのかを理解して実装すると素晴らしい
  アピールとなりますね。
  面接の時も、就職プレゼンの時もこれを推して行く事が大事です!
  
  ちなみにこれが私の作品です
  この作品のアピールポイントは、
   ①如何にキャラクターを可愛く、魅力的に魅せれるかに挑戦した所です!
   ②その為には、トゥーンシェーディングが必要だと言う事を知り
    シェーダーを基礎から勉強して来ました!
   ③また、キャラクターを可愛く動かす為にはスキンメッシュ
    アニメーションが必要だったので、これについても勉強しました!
  ざっとこんな感じです。
  後は、このアピールポイントを崩さない様に
  ゲームを作りこんで行くだけです!

【モチベーションを上げるには?】

  正直人それぞれだとは思いますが、私の場合の例を一つ。
  そもそも私が先ほどの自分のやりたい事を決めたかと言うと、
  昔からアイドルマスターやテイルズ等のキャラクターに
  フォーカスを当てたゲームが大好きなんだよね。
  んで、三年生9月頃に「プリパラ」ってアーケードゲームをやり始めたんだ。
  その時、お金が無かったもんだからゲーセンに行っては
  他の人がプレイしてる所を三者目線で見てたんだけど、
  プリチケ(1プレイ毎に貰える自分専用のカード的なアレ)を貰えるんだけど
  それに自分が作ったキャラのサインを開発したり、
  自キャラ仕様のカード入れバッグを作ってたりと、
  何て言うか…HALに入るまでは私もこうやって熱狂してたなぁ…
  と昔の熱い気持ちを思い出したんだよね。
  そして、「ああ、自分が丹精込めてプログラミングした
  キャラクター達がこうやってユーザーに愛されるとしたら、
  どれだけ嬉しい事か…」

  ってな感じでキャラっと♪スタジオを作った訳ですよ!

  当時の私のモチベーションの上げ方は、プリパラをプレイ
  している人を見に行く事でした!その時にユーザーは
  どういうロジックでこのゲームを楽しんでいるのか
  を観察していました。そして、私が将来どういう物を
  作って、どういうプログラマーになるかを妄想したりして
  モチベを上げてました。
  一度自分の原点に立ち返ってみるとか、
  将来自分の作ってみたいゲームをプレイするといいのかなーって思います。

【就職プレゼンを成功させるには?】

席取り
待ってる人を暇にさせない。
【学内企業説明会は超大切】

Comments Loading...