ペットの薬が安い! 病院で買うより安くネット通販(個人輸入)で買う方法をご紹介します
大切な家族の一員であるペットが病気にならないように、予防薬に気を使っている人は多いと思います。
でも、
「お薬代が…」
と悩んでいる人も多いはず。
この記事では、マダニや寄生虫、フィラリア対策など、今まで動物病院やペットショップから購入していたペット薬を、ネット通販(個人輸入)で購入する方法をご紹介します。
どうして個人輸入で買うと安いの? 海外製のペット薬を直接購入できたり、ジェネリックを購入できたりするからです
個人輸入で、海外からペット薬を購入するとなると、
「ハードルが高い」
「海外製品は不安」
と思われる人も多いと思います。
ところが、現在ではネット通販感覚で簡単に個人輸入をできる環境が整っています。
パソコンやスマホから、お手軽に個人輸入をできてしまうのです。
やり方を覚えて慣れてしまえば、簡単にペット薬を個人輸入できてしまいます。
そして、個人輸入でペット薬を買うと動物病院やペットショップよりも安いのは、
- 海外製のペット薬を直接購入できる
- ジェネリック医薬品を購入できる
という2点が理由です。
実は、ペット薬は海外製品がほとんどです。
世界的に有名なペット薬が海外から日本に輸入され、包装を日本語仕様に変えて販売されているのです。
まったく同じ商品なのに、日本と海外では商品名が異なるケースもあります。
有名な例は、フィラリア予防薬で有名な日本名「カルドメック」が海外では「ハートガード」という商品名で展開されていて、製造会社(メリアル社)、有効成分(イベルメクチン、ピランテル)ともにまったく同じ薬、というものです。
個人輸入でペット薬を購入するハードルは高くありませんし、海外製品は不安と思われているあなたも、実はすでに海外製品を使用しているかもしれません。
また、先発医薬品の正規品だけでなく、先発医薬品と成分や効能が一緒なのに価格が安い後発医薬品(ジェネリック医薬品)を購入することもできます。
海外製のペット薬を直接購入できたり、ジェネリックを購入できたりするから、個人輸入で買うと日本国内で買うより安いのです。
外側の包装が違うだけで中身は一緒のペット薬を、日本国内で買う場合と個人輸入で買う場合の流通ルートを確認してみましょう
上の記事で、
- ペット薬は海外製品がほとんど。
- 世界的に有名なペット薬が海外から日本に輸入され、包装を日本語仕様に変えて販売されている。
ということをご紹介しましたが、それぞれの場合のおおまかな流通ルートを確認してみたいと思います。
[1] 動物病院やペットショップでペット薬を購入する場合のおおまかな流通ルート(海外製のペット薬が日本に輸入されて、日本語包装で日本国内で販売される場合の流通ルート)
↓
【2】 輸入販売業者が、海外で薬を買い付けて、日本に輸入する
↓
【3】 輸入販売業者が日本販売用に調整する(日本向けに小分けしたり、日本語の箱で包装したりする)
↓
【4】 輸入販売業者が、動物病院・ペットショップに薬を卸売販売する
↓
【5】 動物病院・ペットショップが飼い主に小売販売する
この流れであれば、飼い主は【1】~【5】の流通コストを負担していることになります。
次に、個人輸入の場合の流通ルートを確認してみたいと思います。
[2] 海外製のペット薬を、飼い主が海外で買い付けて日本に個人輸入する場合のおおまかな流通ルート
↓
【2】 飼い主が海外で薬を買い付けて、日本に輸入する
見た感じ、安い理由がおわかりいただけると思います。
同じ薬ですが、流通過程で利益を取る人の数が一気に減った分、流通コストも減りました。
ただ、
「いくら安くても、海外で薬を買い付けるようなアテはないし…」
と思われた方がほとんどだと思います。
家族や友人・知人が海外在住で、頼めば送ってくれるという人は別として、海外に薬を買い付けてくれる知り合いがいる人は少ないと思います。
そんなとき役に立つのが、「個人輸入代行業者」です。
個人輸入代行業者とは、あなたの代わりに海外で薬を買い付けて、代行して日本に送ってくれる業者です。
個人輸入代行業者に依頼して海外から薬を送ってもらう場合は、おおまかな流通ルートは次のようになります。
[3] 海外製のペット薬を、飼い主が輸入代行業者に依頼して日本に個人輸入する場合のおおまかな流通ルート
↓
【2】 飼い主から依頼を受けた海外の個人輸入代行業者が、飼い主に代わって海外で薬を買い付けて、日本に薬を送る
↓
【3】 飼い主は、輸入した薬を日本で受け取る
この個人輸入代行業者への依頼は、インターネット通販をするような感じで簡単な手続きで行うことができます。
インターネットの普及で、個人輸入はどんどん身近になってきているのです。
個人輸入代行業者経由で購入する場合で、薬を定価の4割引や7割引などで購入することができるようになります。
この流通ルートのことを知った上で、動物病院・ペットショップのペット薬販売価格と、個人輸入代行業者のホームページのペット薬販売価格を見比べると違いがよくわかると思います。
個人輸入代行って合法なの? ネットではいろいろ言われていますが、結論からいうと完全に合法です
「個人輸入で海外から薬を買うのはたしかに安いけど、違法だよ!」
とか、
「税関のすきまをぬって通しているだけ。グレーゾーンだよ」
という意見がネット上に書かれています。
「個人輸入代行って合法なの?」
と心配になってしまう方もいると思いますが、結論からいうと完全に合法です。
以下の内容は、
- 厚生労働省
- 農林水産省
- 税関
- 動物病院
- ペット薬の個人輸入代行業者
に直接電話で確認をとった内容です。
同じ連絡先に同じことを確認してもらえば、同じ内容を教えてもらえると思います。
下記を読んで、ペット薬を個人輸入する場合の正しい知識をご確認ください。
今回電話問い合わせをするにあたって、
「自分自身の飼う10kg前後の小型犬のフィラリア予防薬を個人輸入する」
ことについて問い合わせをしました。
なお、電話の際は担当の方とお話をしましたが、厚生労働省・農林水産省・税関は組織としての回答なので、この記事では担当者名はふせます。
また、動物病院・ペット薬の個人輸入代行業者は問い合わせがいくと迷惑になるのと、問い合わせた先によって回答が異なることが予想されますので、動物病院名・業者名ごとふせます。
厚生労働省
問い合わせた先:関東信越厚生局(電話:048-740-0800)
医薬品の個人輸入のことは、厚生労働省の「医薬品等の個人輸入について|厚生労働省」のページに詳しく書いてあります。
ですが、リンク先の「3.お問い合わせ先」にある「関東信越厚生局」に問い合わせをしてみたところ、
「ペットの薬は、農林水産省の管轄になるんですよ。農林水産省に確認してみてください」
とのことでした。
ペット薬の個人輸入のこととは直接関係ありませんが、厚生労働省には以下の内容についても質問して回答をいただきましたので、ヒト用医薬品を個人輸入する際の参考になさってください。
- ヒト用の薬を個人が自分用に個人輸入して使用→サイト(上記リンク先)に記載の範囲内で合法です。
- ヒト用の薬を個人がペット用に個人輸入して使用→「こちらからは、ご自身でお使いになられるんですよね、としかみえませんので…」とのこと。グレー。
- 親が子供の分の薬を、親の名前で個人輸入→あくまでも、個人輸入は自分の分を自分が買うということで認められています。アウト。
- 親が子供の分の薬を、子供の名前で個人輸入→代筆は認められています。合法。
- 子供が子供の分の薬を、子供の名前で個人輸入→個人輸入に年齢制限はありません。合法。
このあと、農林水産省に連絡をしてみました。
農林水産省
問い合わせた先:農林水産省(電話:03-3502-8111(代表))
代表電話に問い合わせをすると交換の方がでます。
「動物用医薬品の個人輸入について」
と伝えると担当の課(農林水産省 消費・安全局畜水産安全管理課 薬事監視指導班)につないでいただけます。
農林水産省も個人輸入に関するページを持っているとのことで、まずそちらを教えていただきました。
農林水産省の公式サイトの上段にある「サイト内検索」の枠に「動物用医薬品 輸入」と入力して検索すると、該当のページの一覧が表示されます。
表示された該当ページを読んでみると、動物用医薬品を個人輸入する際は、農林水産省に「動物用医薬品輸入確認願い」という書面を提出する必要があるようです。
該当ページを読んだ上で、担当の方に質問をして、以下の回答をいただきました。
「農林水産省/動物用医薬品輸入確認願」のページから、「動物の所有者が自己所有の動物に使用するために動物用医薬品等を輸入する場合」の申請書面をダウンロードして、必要事項を記入の上、税関からきたハガキ・FAXを同封してこちら(農林水産省消費・安全局畜水産安全管理課薬事監視指導班安全指導係 〒100-8950東京都千代田区霞が関1-2-1)まで郵送してください。
お送りいただいた内容に不備がなければ、10日前後で確認印を押した「動物用医薬品輸入確認願い」を返送しますので、返送した書面を使って、税関で手続きをしてください。
獣医師の発行する処方箋・指示書には、下記内容が記載されている必要があります。
(1)対象動物種類:(犬とか猫とかのこと)
(2)対象動物頭数:
(3)対象動物の名前:
(4)対象動物の性別:
(5)対象動物の年齢:
(6)対象動物の特徴:(「ポメラニアン」などの種類のこと)
(7)薬剤名:(今回輸入する薬のものについて書く必要があります)
(8)用法:
(9)用量:
(10)使用時期:(「いつ」「どれだけ」。今回輸入する薬のものについて書く必要があります)
(11)本指示書の発行年月日:
(12)動物所有者氏名:
(13)動物所有者住所:
(14)動物病院の名称:
(15)動物病院の住所:
(16)獣医師名・獣医師印
また、税関から連絡がきてから「確認願い」を事後的に準備する方法のほかに、事前に「確認願い」を準備する方法もあります。
続けて、税関に確認をしてみました。
税関
問い合わせた先:東京税関(03-3529-0700)
「輸出入通関手続等に関する「お問い合わせ・ご相談」」のページをみて、東京税関に問い合わせをしました。
「動物用医薬品の個人輸入の手続き」についてお伺いしたところ、
- 税関側で、各省庁の法令に触れる荷物と判断したら、確認の連絡を入れる。
- 荷物が郵送で届く場合はハガキ、それ以外の輸送方法の場合は口頭かFAXで連絡する。
- 保管料については、税関側では把握していない。「荷が保管される倉庫の定める保管料が発生」する。
とのことでした。
また、
「税関から連絡をもらったあとに農林水産省への確認手続きを開始したものの、書面の要件を満たせずに書類の提出ができない、という場合はどうなりますか」
と質問したところ、
- 税関では、各省庁の法令の触れるものについては、各省庁からの確認が取れない限り「許可」できない。
- その場合は、輸入者自身が、「滅却」か「積戻し」かの選択することになる。
- 税関は限られた人数でやっていて、1日1万2万という荷物をさばいている。全ての荷物を開けられるわけではないし、ラベルで判断してやっている。結果、ヒューマンエラーも含めて、「農水省の確認が必要な動物用医薬品」とわからずに確認なしで通関してしまうケースもあり得るということはご承知おきいただきたい。農水省の確認が必要とあらかじめわかっているのならば、税関の連絡が入ってから事後で農水省の確認をするのではなく、事前に農水省の確認を得ておくことを強くおすすめしたい。
とのことでした。
続いて、獣医師から処方箋・指示書がもらえるものかどうか、動物病院に確認してみました。
動物病院
問い合わせた先:東京都内の動物病院
東京都内の動物病院に、
「フィラリア予防薬を個人輸入で購入するのに、獣医師の処方箋か指示書が必要なんですが、フィラリア予防薬6ヶ月分の処方箋か指示書を発行してもらえますか」
と確認したところ、
- フィラリアは血液検査が必要。
- 血液検査と診察をしたあと、「フィラリアの予防薬を使ってくださいね」という診断書を発行できる。
とのことでした。
「確認願い」の要件は、「獣医師の発行する処方箋または指示書」だったので、農林水産省に「処方箋・指示書の部分は診断書でもかまわないのか」を確認してみたところ、さきほどご紹介した「【獣医師の発行する処方箋・指示書の必須16項目】」が書かれていれば問題ないです、とのことでした。
ちなみに、問い合わせをした動物病院で今回の検査と診察と診断書発行をしてもらった場合にかかる費用は、
診察料:1,080円
フィラリア血液検査:3,240円
書類作成費用:2,160円~3,240円
の合計8,640円~9,720円(書類作成費用で変動)
※初診料がない場合は、合計6,480円~7,560円(書類作成費用で変動)です。
とのことでした。
ちなみに、この動物病院でフィラリア予防薬を購入する場合は、10kg以下の小型犬なら毎月1,620円、11kg~22kgの中型犬なら毎月2,160円というお値段でした。
動物病院で実際にかかる検査費用などは、ご自身のかかりつけの動物病院や地域によって異なると思いますので、お手数ですがご確認ください。
最後に、実際に買った場合どうなるのかを個人輸入代行業者に確認してみました。
個人輸入代行業者
問い合わせた先:個人輸入代行業者
個人輸入代行業者に、
「商品を注文した後、税関から確認連絡がきた場合はどうなりますか」
と確認したところ、
- あまり、税関で荷物が止まるということはありませんが、もし止まった場合は受け取り拒否をしていただき、連絡をしてください。再送します。
- 受け取り拒否の方法は、ハガキの場合は「受取人記載欄」に「差出人へ返送」と書いて税関にハガキを返信してください。ハガキ以外の場合は税関に確認をお願いします。
- 再送の際は、いただいた料金内でやります。追加費用は発生しません。
- 再送を希望しない場合は、送料など規定の費用を差し引いた上で、返金を行います。
とのことでした。
また、別の個人輸入代行業者に同じく「商品を注文した後、税関から確認連絡がきた場合はどうなりますか」と確認すると、
- こちらは購入と配送の手続き代行が業務で、輸入手続きそのものはご自身でなさる必要があります。
- 通関検査が行われて、輸入手続きが必要となった場合の手続きや費用はご自身が行い、ご自身が負担することになります。
という回答でした。
通関検査の際の対応は、個人輸入代行業者ごとに異なるようです。
関係各所に問い合わせた結果、動物用医薬品の個人輸入には2つのパターンがあるということがわかりました。
ここまで確認したとおり、パターン1、パターン2、いずれの場合も合法です。
※この確認内容は2015年7月現在のものです。
個人輸入で購入した動物用医薬品って安全なの? 獣医師に相談・検査をしてもらいながらが安心!
動物病院では、家族の一員であるペットが病気にならないように予防する指導と、病気になってしまった時の治療をしてもらうことになると思います。
個人輸入で海外から購入する動物用医薬品は、包装が違うだけで日本で販売されているものと同じものだったり、成分・効能が一緒のジェネリック医薬品だったりすることはさきほどご紹介しましたが、かかりつけの獣医師が、あなたが普段どんな薬を与えているのか知っていたり、与える前に検査を担当していたりすることは、長い目でみたときに長い時間を大事なペットと過ごしていけることにつながっていくと思います。
特に要指示医薬品は、投薬前の検査や検診が重要です。
個人輸入で海外から動物用医薬品を購入する場合は、獣医師に相談・検査をしてもらいながらが安心です。
どんな動物用医薬品が個人輸入で購入できるの? フィラリア対策、マダニ対策、寄生虫対策、犬用吐き止めなどの薬を購入できます
ここまで、動物用医薬品を個人輸入する場合の手続き面をみてきましたが、では、どんな動物用医薬品を購入することができるのでしょうか。
フィラリア対策用の薬のほかにも、マダニ対策、寄生虫対策、犬用吐き止め、犬用アトピー性皮膚炎用の薬、高齢な犬・猫のための、心不全・腎不全治療薬などを購入することができます。
どんな種類の薬があるのか、詳しくみていきます。
【フィラリア対策】
フィラリア対策の薬は、
- 「ハートガードプラス(カルドメックチュアブル)」(犬用、お菓子タイプ)
- 「ストロングハート・プラス」(「カルドメック錠」のジェネリック。犬用、飲ませるタイプ)
- 「ストロングハートチュアブルタイプ」(「カルドメックチュアブル」のジェネリック。犬用、お菓子タイプ)
などが購入できます。
「ハートガード」は日本名「カルドメック」。
名前が違うだけで、製薬会社も有効成分も使用方法一緒なので安心です。
「ストロングハート」は「カルドメック(ハートガード)」のジェネリック医薬品。
同じ成分のお薬を安い価格で購入できます。
ペットの体重や年齢をベースに、ペットの好みに合わせて錠剤タイプやお菓子タイプのどちらにしようか? と考える方が多いようです。
【マダニ対策】
マダニ対策の薬は、
- 「サーチフェクト」(犬専用、スポットタイプ)
- 「コンフォティス」(犬用猫用、飲ませるタイプ)
- 「フロントラインプラス」(犬用猫用、スポットタイプ)
- 「フィドガード」(「フォートレオン」のジェネリック)
- 「アスピス」(「フロントラインプラス」のジェネリック)
- 「フィプロフォートプラス」(「フロントラインプラス」のジェネリック)
などが購入できます。
マダニ対策の薬はいろいろ種類があります。
首元にたらして使うタイプや、内服薬など、使用方法で選ぶ人が多いようです。
ペットが飲ませるタイプの薬は苦手、という人はスポットタイプを選ぶことが多く、
首元にたらすだけでは本当に効果があるか不安な人や、小さな子供がいる人は内服薬を選ぶことが多いようです。
ノミやマダニ対策の薬は、ペットショップやホームセンターやスーパーマケットで売っているものもありますが、多くは動物用医薬部外品のため、動物用医薬品のものと比べると効果や持続力が弱いものもあるので注意が必要です。
【寄生虫対策(マダニ以外)】
寄生虫対策(マダニ以外)の薬は、
- 「アドポケート」(犬用猫用、マダニ以外の寄生虫に効果あり。スポットタイプ)
- 「アイボメック」(主に牛・豚用。犬にも使用可。注入タイプ)
- 「ドロンタール」(犬用が「ドロンタールプラス錠」、猫用が「ドロンタール錠」。飲ませるタイプ)
などが購入できます。
マダニ以外の寄生虫に効果的なお薬です。
スポットタイプと飲ませるタイプがあるほか、犬用猫用で薬の名前が変わるケースもあるので注意が必要です。
ドロンタール錠の粒が大きくて愛猫に食べてもらえなかった飼い主さんが、薬を軽く水にくぐらせて鰹節をまぶしたら錠を砕かずにそのままの大きさで食べてもらえた、というお話もあります。
【犬用吐き止め】
犬用吐き止めの薬は、
- 「セレニア」(犬用、飲ませるタイプ)
などが購入できます。
注射剤と錠剤の2種類があり、注射剤は主に動物病院での院内治療、錠剤は主に自宅治療に使われています。
治療のほかに、ペットの乗り物酔い予防にも使われます。
車などに乗せる1時間前までに投与することで、24時間の持続効果があります。
【犬用アトピー性皮膚炎】
犬用アトピー性皮膚炎の薬は、
- 「アトピカ」(犬用、飲ませるタイプ)
などが購入できます。
犬用のアトピー性皮膚炎のお薬です。
皮膚の乾きやかゆみに悩む愛犬の症状をやわらげます。
【高齢な犬・猫のための心不全・腎不全治療薬】
高齢な犬・猫のための心不全・腎不全治療薬は、
- 「フォルテコール」(犬用猫用、飲ませるタイプ)
などが購入できます。
犬の「僧帽弁閉鎖不全による慢性心不全の症状の改善」と猫の「慢性腎不全における尿蛋白漏出抑制」のためのお薬です。
高齢の犬や高齢の猫によくみられる症状の治療薬です。
獣医師の診断のもと、薬価をおさえる形に役立てる方法がおすすめです。
(http://kenko-l.com/category/item/itemgenre/pet/)
動物用医薬品の個人輸入をうまく活用して、予防薬代を浮かせて、医療費を貯めてください
いかがだったでしょうか。
なじみがない分、わからないことが多い動物用医薬品の個人輸入ですが、知っている人は動物用医薬品の個人輸入を有効活用して、お得に楽しく、ペットとの生活を楽しんでいます。
ペットとの時間を楽しく長いものにするために、予防薬の費用をおさえながらもしっかり予防を行って、浮かすことのできた費用をいざというときの医療費に貯めておく。
そんな使い方もできると思います。
愛犬ががんになってしまったけれど、高額の医療費をかけて最後の数ヶ月を本当に充実したものにすることができた人もいます。
ペットとの楽しい時間をおすごしください!