国交相 インドネシア在来線高速化 事業化調査に協力へ
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インドネシアを訪れている石井国土交通大臣は、現地でインフラ政策を担当する閣僚と相次いで会談し、インドネシアが日本に参画を要請している在来線の高速化計画について今後、事業化に向けた調査に協力する考えを示しました。
インドネシア政府は首都ジャカルタと第二の都市スラバヤを結ぶおよそ730キロの区間の在来線について、およそ12時間かかる現在の所要時間を電化などで半分以下に短縮する計画を進めていて日本に参画を要請しています。
石井国土交通大臣は29日、ジャカルタでブディ運輸相やルフット海事調整相などインドネシア政府でインフラ政策を担当する閣僚と相次いで会談し、この計画について意見を交わしました。
会談のあと石井大臣は記者団に対し、インドネシア側が近く行う計画の事業化に向けた調査に日本の協力を要請されたことを明らかにしました。そして「インドネシア側からの具体的な要請の中身を聞いたうえで、基本的には前向きに対応していく」と述べ、今後、インドネシアと共同で調査を行うことも視野に協力する考えを示しました。
インドネシアでは去年、高速鉄道計画をめぐり日中の激しい競争の末に中国が受注しており、日本としては大型の鉄道事業への協力を通じてインフラ輸出に力を入れたい考えです。
石井国土交通大臣は29日、ジャカルタでブディ運輸相やルフット海事調整相などインドネシア政府でインフラ政策を担当する閣僚と相次いで会談し、この計画について意見を交わしました。
会談のあと石井大臣は記者団に対し、インドネシア側が近く行う計画の事業化に向けた調査に日本の協力を要請されたことを明らかにしました。そして「インドネシア側からの具体的な要請の中身を聞いたうえで、基本的には前向きに対応していく」と述べ、今後、インドネシアと共同で調査を行うことも視野に協力する考えを示しました。
インドネシアでは去年、高速鉄道計画をめぐり日中の激しい競争の末に中国が受注しており、日本としては大型の鉄道事業への協力を通じてインフラ輸出に力を入れたい考えです。